
抜けてしまったブレーキ。でも週末を無駄にするには余りにも良い天気。
そこで、取り敢えずエア抜きをしました。

使用するオイルはGUNKのDot5. エア抜き工具はPower builtの手動の真空ポンプ。フロント、リアとも思った以上の泡(エア)が出ました。フロントは特にマスターシリンダーの動作不良が懸念されたので、ブレーキレバーを使っての本格的なエア抜き。一度握りこんでオイルを抜くと次の手応えが戻るまで30回位ポンプしなければなりません。明らかに何かおかしい。同じ事をリアでやると2-3回目には戻ります。ただ完全に戻ってからのフィーリングは新車時のように良いので握りこんだ所に構造的な問題が有るようです。
結果、フロント、リアともに初期の効きが戻りました。私のバイクはたかだか1900マイルほど。1000マイル点検時にブレーキオイル交換してた様な気がしますが・・・ こんなに頻繁にエア抜きしないといけないんでしょうか? 5000から10,000マイル位は多少のエアが入っても効きだけは保って欲しい所。でも頻度が判ってバキュームポンプとジャッキがあれば作業は極めて簡単です。Gunkのオイルは紫色で・・・見た目も良い感じ(?!)
ブレーキも戻ったようなので取り敢えずシェークアップラン。徐々に行きましたが極めて快調です。ベーパー(気泡)と握り代が関与している事は確認出来ました。 仮説としてはベーパーが少しでも発生しある程度の握りこみ量を超えるとマスターシリンダーが吸引点まで戻れず次のブレーキングで完全に抜ける・・・って事ですかね。間違いなく不良品の様な気がします。

今日は、チョット足を伸ばして先日より気になっていたAltamont Passへ。
途中Calavaras貯水湖を抜けます。今年の雨の影響で新緑が綺麗。
で、エンジンの点火時期は前出のMod2をベースに新しいマップで行きましたが90点あげても良いかな。サスは取り敢えず100点満点。以前通ったでこぼこ道でも底突きなし。チョット固めですが良い感じ。
ブレーキも取り敢えず快調です。オイルが効いたかマスターシリンダーをフルストロークで動かしたのが功を奏したか・・・何れにしろ制動の安定感が抜群で良い感じです・・・って当たり前ですが。

ここは
Altamont Passの風力発電機を間近で見ました。ハーレーの音が止むとシュンシュンとプロペラが風を切る音だけが響きます。
荒野に一人・・・って感じ。

袋小路だからできる写真を撮っていたらいきなり電池切れ!!

仕方なく携帯で撮りましたが画質が最悪です。ハーレーと風力発電と馬が入る良い構図なのですが・・・残念。
その後更に69マイルの山道を帰りましたが写真が有りませ~ん。失礼! こういう時に限って景色が最高だったりするんです。雨の影響で湿原が綺麗、尾瀬のようでした。 ただ絶好調のバイクと効きの戻ったブレーキで後半は速いペース・・・止まるなんて・・出来ませ~ん。
ブレーキはその後ハードに走ってブヨブヨした瞬間もありましたが概ね好調。シリンダーの戻りの悪さは前の仮説とブレーキオイルの質に依っているかも・・・ 新しいオイルで少し動きが改善されたか???
何れにしろ早い所ディーラーで"対策部品”をつけて貰わないと・・・
***注***
フロントブレーキの問題はエア抜きだけでは完治しません。今回、スプール弁の動きを助ける為にフルストローク(ブレーキレバーを使って)のエア抜きをしましたが特にフロントマスターシリンダーの挙動と治り方は怪しいものがぁ・・・・