Tuesday, January 31, 2006

クォーター・フェアリング


ところで、何気なくお気付きの方もいらっしゃるかも知れませんが最近クオーターフェアリング付けてます。

色が合ってないのはeBayで黄色をゲットして自分でプライマーとガンメタ系のスプレーで塗っただけの為。ハッキリ言って色が合わないのはかっこ悪いモンです。

ま、実用面では、これがなかなかのスグレモもの。整流効果がある為高速でぶれません。身体に当たる風はほぼ避けられる為身体も楽です。峠のスピードでも風が当たらず楽になりました。

シールド部分はご覧のようにベントが可能で、意図せず雨中の走行で風の流れを目の当たりにしましたが裏側に回った風が正面から来る風を上手く上に押しやってました。
まあ、機能的にはフルサイズシールドには全く敵わないものの、付けている人が少ないんで結構気に入ってるんですが・・・

え?ハーレーに似合わないから人気が無いだけ?
でもバロニーカットのマフラーとあわせるとドラッグレーサーみたいですよ。

乗ってるオヤジはカッコ悪いですが・・・

後ろに写ったFORD Expeditionもついでに御覧あれ。5.4リッターV8。京都議定書って何だっけみたいな乗り物です。すいません。

Sunday, January 29, 2006

SE エアクリーナー・・その後

今朝は家内が午前中出かけたため、昨日の行き場を失ったオバーフローとキャニスターからのブローバイホースと暫くにらめっこ。ストックに戻すか、ブラケットを作ってホースを固定するか・・・
取り敢えず、"一回り大きい" ハイフローはどれだけ大きいか詳細に確認。外周を計ると純正24インチに対してSE26インチ。幅は同じで1インチ。コンボリュートは1インチあたり4でこれも同じ。エレメントを押さえている網はSEでは内、外両側。標準は内側のみ。この時点で結論は出ました。看板に偽り有り。元に戻します。




元に戻すのは簡単。但しストックはインテークの口元に意味不明のフラップが有ります。長方形の開口部は約57mmX37mmで全開時に4mm厚のフラッパーが有ります。スロットルのOn・Off時のバックファイヤーは実はこいつも一因かもしれないと思い、取ってしまいました。スナップオンのプラスチックパーツですから簡単です。

取り外し後の開口断面は約70mmX47mm。実に75%のゲインです。チューブ類も元の鞘に納まりスッキリ。







これで低速側のメリットが残って、高回転時側の伸びに問題無ければOKです。但しエアクリの損失差は表面積から見積もって多くて26分の2。つまり8%弱です。私の乗り方では高回転側の不満など有り得ないと意味の無い自信を持ちいざシェークアップランに。

ちなみに昨日のプラグの焼け状態を確認してから出ました。状態はきつね色で良好でした。

まだ少し路面の濡れた裏山(サンタクルーズマウンテン)を快調に駆け上がります。間違い無く低速が太い。一速高めでもお尻を押されるようにガンガン上がっていきます。息つきやバックファイヤー、ミスファイヤーも一切無し。通いなれた峠の上り下りで特性が更にマイルドに乗りやすくなって大満足。コーナーの立ち上がりが今までに増して最高です。排気音は相変わらずやや大きめに感じて多少不安が残ります。但し昨日と同じ、一速高めなので軽~い罪悪感を除いては実害は無し・・・のハズ。峠の切り立った斜面が右に来る場所ではバロニーカットの影響がモロに出ます。ま、全て後ろに行っていたストックとの比較は簡単では有りません。大きいような、大丈夫な様な。暫く走っているうちに他のライダーやサイクリストの反応を見てこれは多分OKだと勝手にナットク。

山を降りるとフリーウエイ。昨日のように6000rpmまで引っ張って合流して行きます。相変わらず速い。タコメーターが跳ね上がり間違いなく全体の馬力がトルクが上がってます。吸気音が少し抑えられたせいか、今日は3400rpm、70マイル(約110km)では風切音と同レベルです。ここから4000rpmまで開けると間違いなく以前とは違う中間加速。昨日と同じで「速っ」。音質も吸気音が消えてもっと鼓動が感じられるメリハリが付きました。合格です!

帰ってきてプラグの焼け具合を見ると相変わらずこんがりきつね色。バッチリです。

これで私のステージ1改は終了。SEのエアクリはeBay行きです。

願わくば、スロージェットと標準インレットの改造のみで試してみたかったと思います。昨日記述したようにストックのマフラーの方が断面積が大きく音が抑えられているので、排気の抵抗が高いとは言い切れないと思います。はやり、講習会の名を借りたセールスプロモーションで暗示に掛かり20%引きの一声でまとめて買ってしまった・・・ところがオチでした。

まあ、値段の割には楽しんだので大いに満足はしていますが。何しろ低回転のトルクが中毒症状を起こしバイクを降りるのがいやな一日の終わりでした。

まだエアクリの改造とジェットの調整をされていない方。この改造、安くてお勧めです。マフラーは音の趣味で慎重に。

Saturday, January 28, 2006

Stage-1 Tune-up Complete





SEパーツによるステージ1が完了しましたので軽く自慢など・・・
まずは部品表。今回は講習会の後のセールで20%のディスカウントが入ります。日本の皆さんには申し訳ない程安いかな。

SEエアクリーナーキット    29042-04A $87.90
Slow Jet #50 27724-99 $3.20
SE-II バロニーカット 80424-04 $199.96
計 $315.14

改造に掛かった時間 2時間半

先ずは、部品から。
Slow Jet の#50は調べた番手より大きいものでした。標準は#42、ステージ1では#45か#48が定番の様ですがここのショップでは#50を使うとの事。安いし交換もそれほどの労力では無いので取り敢えず#50で行きます。
エキゾーストはテーパーのバロニー、50州で去年まで合法であった80416-06が欲しかったんですが今年からは全て違法なので性能重視の80424-04しか無いとの事。事実、ハーレーのカタログと スクリーミン・イーグルのカタログは別になり2007年からはレース用パーツとしてしか販売しなくなるそうです。


エアクリーナーにも同じ理由からレース用の但し書き。



手順としてはエアクリを外す、キャブを抜く、フロート室カバーを外す、ジェットを交換、キャブを戻し、エアクリを新しいものにして・・完了。今回はついでにアイドルジェットのメクラ蓋も取り除きます。
マフラーは単純に外して付け替えるだけです。

今回ははやる気持ちを抑えきれずマフラーから。未だ1000マイルしか走っていないのでねじ類等の固着も無く至ってスムーズ。WD-40(スプレー潤滑剤)を少し使いましたがスポスポって感じでした。ここで気が付いたのは標準のマフラーの胴はSE-IIよりも太いと言う事。ノギスが大きくないので正確に測れませんでしたが5mm以上は太い。出口径はノーマルの38mmに対しSE-II 45mm。エキパイに繋ぐ径は当然一緒ですからこれで抜けが良いって事はただ単に爆音系か・・と心配。


次にエアクリですがこれも並べてみるとさほど変わりなし。エレメントの種類は同じだし多少外形が大きいんですがSEには網が張ってある。この網、かなり空いている様に見えても30%位はロスが有ります。これは期待薄・・と更に不安が・・・





エアクリ回りはサクサクっと外し、キャブ周りをぐるりと見回す。4気筒等ではタンクを外したり大変だがこれは1キャブで外向き。ゴム管にはまっているだけなのでケーブル類の遊びが十分に有る事を確認し一気にスポっと抜いちゃいました。全く問題なし。で、フロート室を空けます。フロート回りは壊れたり曲がりやすい部品が多いので慎重に丁寧に。

スロージェットは穴の中に隠れていますが直ぐ判ります。 (メインジェットの左側、ドライバーが入っているのがスロージェットの穴)








ついでに3mm位のドリルでメクラ蓋の中心にパイロット穴をあける。厚みは3mm位なので突き抜けない様に慎重に。穴を空けると回って取れてしまうものも有るようですが私のはしかっりと嵌っています。ここでM6相当の木ねじを入れてプライヤーで引っこ抜きます。3回転半と言いますが取り敢えずいじらずに先へ進みます。




戻す作業は逆の手順で順調に行きました・・が、SEのエアクリにはキャブのオーバーフローとキャニスターのブリードホースを繋ぐところがありません。後にショップで確認したらチューブを抜いてしまえば気にならない・・・ってマジですかって答えでした。




何か、余りにあっけなく終わってしまい、いざエンジンスタート。調整も無くいつもの様に一発です。心配していた爆音は・・取り敢えず耐えられる。但し、低音ではありません。ノーマルの音質とほぼ同じで音量が上がりました。

暖気をずーっとしているのも近所迷惑かとシェークアップ走行に。
先ず、気が付いたのはクラッチが近くなってしまったと感じるほどのアイドル付近でのトルク。おー、キタキタ等と内心ほくそえみながら住宅街を抜けます。
今まで2000rpm以下でのギクシャク感がひどく使ってませんでしたが、1500rpm辺りでグイグイ行っちゃいます。未だエンリッチナーが半分引いてあるのでこれは暖まったらどうなるか、期待に胸が高鳴ります。さて幹線道路に出て裏山を見上げると低い雲と雨らしき気配。仕方なく市内を目指します。
エンジンも暖まった所でエンリッチナー全閉。相変わらず、1500rpm辺りが気持ちイイ。クシャミも全く無くアクセルを戻した時の違和感が完全に消えました。低速の図太いトルクのお陰で早めのシフトアップと1速高めの走行で市内は許される程度の騒音か?但しコーナーリングでバイクを左に倒してアクセルを開けると空を向いたバロニーちゃんが咆哮を上げます。
やっぱ、チョットまずいかな状態でフリーウエイに入ります。ここで一気に6000rpmまでのフル加速で80マイル。130km位です。速っ。ウルセー。
3000rpm辺りでの巡航は以前ヘルメットの風切音に負けそうだったエキゾーストノートがしっかりと聞こえます。1時間走ると苦痛になる音量ならノーマルに戻そうと思ってましたが一応合格。そのまま30分ほど走りましたが、フリーウエイでの巡航は快適でした。アクセルにより機敏に正確に反応してきます。一気に中毒。

結局、回転数が変わらずアイドルも安定している為アイドルジェットの調整はしませんでした。と、お手軽チューンナップですが効果の程は・・・?

2005年の1200Rですがこれからチューンアップしようと考えている人には・・・
今回のメインは何と言ってもスロージェットだと思います。キャブの径も変えてないし特に空気量の少ない低速域での顕著な効果は少なくともフィルターでは有りません。 チューブの行き先が無くなる等、品質的にも手抜きです。お勧めしません。
マフラーは・・・判りませんが同じ理由で音量からくる抜けが良くなった錯覚以外は怪しい物が有ります。高回転域での伸びが良くなったなどの部分はサーキットで計時でもしない限り判らない程度の改善かと・・但し、3000rpmで風切音に負ける排気音は「バイクここに居ます」の存在感が弱くもう少しフリーウエー巡航時の音量が欲しいと思っていた私にはOKかなと。個人的にはストックの見てくれが好きですが暫くこれで行ってみようと思います。

と、言うことで前回のオイル交換(1000マイル点検)よりも安く上がりました。

次はオーリンズです。早く来ないかなぁ。

Wednesday, January 25, 2006

チューンアップ講習会?

















って、ただのセールスイベントみたいなんですけれど、講習後パーツ10%引きにつられて行って来たいと思います。
ステージ1キット、ゲットして来よーっと。

ちなみに、こちらです。
San Jose Harley-Davidson1551 Parkmoor Ave San Jose, CA 95128
http://www.psnnewsletter.com/redirect.asp?id=31665&nid=4196&rid=RECIPIENTID

Sunday, January 22, 2006

1000マイル点検、$322.96也

安くないのは知ってましたがここまでとは・・・
恐るべし、Harley Davidson.

内訳
Oリング               99セント
クラッチカバー・ガスケット     1.99ドル
Cインスペクション・ガスケット   3.99ドル
オイルフィルター          10.99ドル
SYN3オイル           35.80ドル
工賃2.5時間            260.00ドル
雑費                 4.50ドル
TAX                4.70ドル

合計                322.96ドル

え------------------------っ! 
 
試しに使ってみましたが、これが最初で最後です。

どこか調整した?
いや、全て完璧!!
じゃ、オイル交換だけってこと?
いや、すべてチェックしておいた・・・

自分でやればSEのマフラー位買えたな・・っと
割高な授業料でした。
   

Saturday, January 14, 2006

こいつ、かっこ良過ぎる


サンフランシスコベイエリアは雨。
1000マイル点検の予約が何回か流れた為、今日は雨の間隙を突いて・・・のはずが途中から前が見えないほどの土砂降り。防水は上手く行っていたのでそのまま走り切り、バイクを預け、嫁さんにSOS。
迎えに来て貰う間、悪魔の囁きと戦うべくパーツ、ウェア、シートを振り払い一気に出口へ・・
とそこに有ったのがBuell ULYSSES XB12X。
こいつ、かっこいいなとは思ったものの、詳しく見たことは有りませんでした。買ったばかりのSportsterから浮気なんて・・・
でも、こいつ凄い。
エンジンはストックで公称103馬力。Sportsterをいじって103馬力に持っていくのは如何ほどの努力か。
折りたたみのタンデムバックレスト。絶対にすらない2in1マフラー、強力なブレーキ、調整できるサス、小物入れ、フェアリング、軽量、海岸も走れます・・・その他モロモロ。うわぁ、もう止めてくれ、って言いたくなる位。セールスの奴め。雨で暇なのを良い事に、聞きもしないこと教えやがって・・・
でも、凄いです。良いです。試乗したらハマってしまいそうな・・・でも今度Sportster取りに行くときに乗ってみたらって言ってたな。
夢に出てきそうです。

Tuesday, January 10, 2006

California Driver's License

いやぁー、シュワちゃん。やっちゃいましたね、おおボケ。
これ、実は色々と伏線が有ります。

先ず第一に他国や他州の免許証はカリフォルニアで書き換えられない事。カリフォルニアで取り直さなければいけないんです。第二にバイクのライセンスは、特に車を持っている場合は、購入も保険もライセンスの有無を問わない事。最後に取りに行けば即日取れてしまう簡単なものなので皆、余り真剣に考えていないことが有ります。
現実に、こちらでは10分ほどの筆記にパスすると暫定のライセンスが交付され一年間は有効です。この暫定ライセンスを取ったらバイクを買って、保険に入って、それから自分のバイクに乗って試験を受けます。登録証と保険の証明が無いと試験を受けられないくらいですから。試験といってもロリーポップ、棒の付いた飴の意味、と呼ばれるパターン内でスラローム、右回転、スラローム、一本橋、左回転、もう一度一本橋でお終いなんです。その間わずか3分ほど。

結果、私の会社のバイク乗りたちも半分くらいは免許、取ってません。もう免許取った?が挨拶になってる位ですから。

ちなみにClass-Cは普通車、Class-M1が自動二輪で現物はこんなに小さくてありがたみの無いものです。













で、皆さんオチは聞きましたか?サイドカーは普通車の免許が正規のライセンスで自動二輪で乗ると無免許なんだそうです。理由は三輪だから。ニュースでやってた本当の話です。カリフォルニアだけじゃないかなぁ、そんないい加減な話。チャン・チャン!

Monday, January 09, 2006

Crystal Anniversary


って何のことか知ってましたか?
結婚15年のお祝いだそうです。で、我々、光陰矢の如く、めでたく15年でした。パチパチ。

と、すると年の9割は喧嘩して15年続けると、うるう年も入れて何と4931回!
バイクに乗ってバーっと走りに行っちゃうと・・・確率が5割くらいまで下がるので銀婚式までの次の10年は1826回を目標に・・・・

何のことやら。新年早々、中年のつぶやきでした。

Saturday, January 07, 2006

あけましておめでとうございます

ふと気が付くと1ヶ月以上もサボってしまいました。
日本は大雪と寒波で大変そうですが、皆様あけましておめでとうございます。

さて、サボったわりには何も進展していない今日この頃。オーリンズは結局在庫切れで二月中旬まで入らない事が確定してしまいました。ガッカリ。 実は子供に買ったクリスマスプレゼントも一品だけが発送ミスで未だ届かず、オンラインショッピングの罠にはまりっ放しです。ま、自分の部品は急を要する物では無いので構いませんが・・・

1000マイル点検も雨でキャンセルしたりで進展無いまま、遂に1000マイルを少し超えてしまいました。息つきはSEステージ1を全て(クリーナー、ジェット、マフラーの三点セット)対策しなければ治りませんと言われて思案中です。$800弱であろうとの事。さすが、HD.ショップも税金みたいなモンです、他の選択肢は無いんですよ・・・くらいのニュアンスでした。 どのウェブ見てもそんな感じですね。

サンフランシスコ・ベイエリアは、ここ2-3日は雨も上がりいきなり初夏の陽気、日中は汗ばむ程です・・・が、先日までの雨の影響でサンタクルーズマウンテンの道は土砂崩れや倒木の影響で寸断されています。我が家の木製フェンスも強風の影響で少し修理が必要なので今週末は土木作業の予定です。 でも、少し乗れそうなところ探したいとは思ってますが。

写真もご無沙汰してましたので、年末に撮ったサンフランシスコ・ユニオンスクエアのクリスマスツリーの写真をどうぞ・・ってメーシーズとサックスのデパートの宣伝みたいで嫌なんですが雰囲気だけでも味わって下さい。 丁度道のこっち側とあっち側って感じで避けようが無いんです。

では、今年も宜しくお願いします。