Sunday, October 05, 2008

Dynojet・・・その後


今年ほぼ一年遊ばして貰っているDynojetですが、実は部品が一つ消え、また一つ消えしてスプリングもメインジェットも全てノーマルに戻ってしまっています。残るはプラスチックのスライダーピストンとクリップ付のニードルのみ。

スプリングはダイノジェットに付属する弱い物では開くタイミングが合わないらしく低速での粘り感が無い。常に回す乗り方なら良いのだろうけれど私にはダメでした。

メインジェットは下は#165から上は#190まで遊んでみましたが、致命的だと思ったのが標高の高い所でのレスポンス。どう頑張っても上手く行かない。

で、一層の事・・・ノーマルジェットでニードルの位置だけでやってみようと思ったのが2週間前。ノーマルのジェットとホルダーには空気穴が多く開いている為、予混合が良く気圧の変化に強いのかもと思ったのが発端です。

その時点でDynojetは175番のスロー48番でニードルは下から4番目。コレは特に高地で濃い目な感じでしたが、プラグの焼け具合で見ると確かに濃い目。

で、ノーマル185番と定番のスロー50番に戻し、少し薄めに振る積もりでニードルを上から2番目に。
コレが結構不思議な挙動で、メインに切り替わる2700から3100回転辺りが全くスカスカに・・・後、発進加速辺りも最悪でした。

コレは大失敗かと思ったところ、或る条件下では今まで無かった様な吹け上がり。具体的にはバキュームが強くなる様な無理な開け方を3000回転辺りで行う・・・って感じかな。

コレで先週はヨセミテまで往復してみましたが、3000回転では高速道路を巡航出来ない程酷い。ところが、3200回転以上と2500回転以下は最高に調子が良いのです。

ん~~~。通常の選択肢は2つ。ジェットを下げるか、ニードルを上げて行くか。
でも今回はニードルを測り、多分調子の良くなる感じの径は全閉の位置での径と50ミクロン程しか変わらない事と、クリップの位置からして、その長さも5ミリ程と読み・・・削りました。


ニードル自体はノーマルもダイノも同じ太さで0.109インチ。これをクリップ部から19ミリ下で0.107インチになる様に・・・

基本的にはドリルに掴む部分にテープを張り、400番、800番、とスコッチブライト、研磨で鏡面仕上げな感じかな。

で、試走に今日は久し振りに裏山へ。もう寒くなりました。


調子は・・・気持ち引っ掛かりが有るものの、可也満足。何しろモリモリとした低速と軽い吹け上がりの3-5000回転辺りが今までに無かった感じでとても快適です。

しかし、Dynojet・・・結局ニードルだけになりそうな予感・・・(^^;

Monday, September 01, 2008

Goaty ??


アメリカはLabor Day。勤労感謝の日で3連休でした。
この週末は何やかや忙しかった割には、自転車のステムを110から90mmに変えて土日とも自転車に乗ったし、昨日は渡辺貞夫がサンフランシスコのYoshi'sでコンサートをしたので、息子達に日本人のJazzも聞かせられたし、残る最終日は・・・走りに行くしか無い!

と・・・いう事で、ヨセミテの東側の温泉か、若しくはスクランブラーな山奥かで悩みましたが、この辺りのバイク乗りのサイトでGoatyな道と有る所に行ってみました。
所はシェラネバダ山脈。ハイウェイ50と88の間の舗装された林道です。チョット径路が複雑なので不安ですが・・・

朝8時に出発。先ずはPlymouthの町までは地図無しでも楽勝です。
ココからが問題。

出だしでつまづきます。


上の写真の中心部、標識の拡大が此方。
目指しているのはGrizzly Flat Road。実は道は右側、Grizzly Flatの地名は左のString Canyon Rdで行くとの意味(だと後で判った)。


止めてよォ・・・しっかりと引っかかり約20マイルのミスコース。

この辺りの林道は名前が有っても標識が無く、道路の名前も8N44, 9N25, 8N31・・・と辿る予定でしたが敢え無くミスコース。その後、全くの所在地不明状態でふと出たのがMormon Emigrant Trail。はぁ?ココは何所?


実は今回、トレール用のGPS持参で、その中には大手National GeographicsのTOPOマップも入っていたのですが全くの役立たず。実は数週間前に徒歩のトレールで実験した時もダメだったので期待はしていなかったのですが・・・
紙のTopoマップだとこんな感じ。


明らかに南北を間違えました(^^;

Mormonの道(!!)は面白くは有りませんが、景色はOK。この辺り独特の灰色の一枚岩が広がります。




その後、めでたく幹線道路のHwy 88に合流。この辺りはスキーやキャンプで来ることの方が多く、バイクでは初めて。


Kirkwoodのスキー場を過ぎると行く手には山火事の煙が・・・
丁度Lake Tahoeとの分岐、Hope Valleyで火の手が上がっていました。

ココは湿地で季節が合えば花咲き乱れる美しい所。Tahoe方面に真直ぐ伸びる道は一番最初にTahoeを訪れた経路でもあり、印象に残っている光景です。



さて、その後は温泉も有るMarkleevilleでガロン5ドルのガソリンを入れて、人間はサンドイッチを補充。ココの温泉はいわゆるプールで、硫黄臭の無い泉質です。キャンプも出来るのでその時は最高ですが、わざわざ入りたい感じでは無いかも。で、今回はパス。

後は、Hwy4で一気に帰路に付きます。この道、最高なのですが道幅が狭くせっかく抜いた車に追い付かれたく無いので写真が無い(^^;

かろうじて一枚だけ。モニュメントバレーとは地質が違いますが垂直な壁が崩れたMesa。
ココは多分氷河で創られたのでしょう。

その後はひたすら広く平らな大地を走って帰宅は7時。11時間、477マイルでした。
ちなみにGoatyは山羊の様なとの意味らしいのですが、イマイチ不明。

今回の道は苦労の割にはタダの営林用の林道で面白さ30点、景色20点で不合格です。ちなみに前回のOroville-Quincyなら90点。Hwy4は75点はあげても良いかな。

でも、久々に目を吊り上げてガリガリと走ってきました。スッキリ!!!

Tuesday, July 29, 2008

Tuolumneキャンプ 2008


今年も恒例のヨセミテキャンプに行ってきました。

着いた日の金曜日はテントを張って夕食だけ。でも月の無い星空は最高でした。

土曜日はラフティング


・・・と言うよりも此方はチュービングと言ってゆる~い流れにプカプカと浮いているだけのもの。根無し水草の気分に浸れます(?)


ハーフドームが見えるところで・・・贅沢な時間の過ごし方でした、ハイ。

この日、金曜日に発生したマリポサ付近の山火事の影響で夕方からは視界が悪化。

更にビレッジでは停電もしているようですが、我々のキャンプ地は50マイル程派なれているので影響は無し。あ、でも土曜日は星が見えなかった・・・

明けて翌日はフライフィッシング。


今年は例年よりも2週間早かった事と水が温むほど暖かくない為に魚影が濃い。下手くそな私でも10回位ヒットして大型3匹、息子が2匹を釣り上げて帰ってからの晩御飯になりました。野生と思われる2匹は特に美味しかったなぁ。

今回の一番の事件は・・・峠で遅い車にイラ付いたUSさんが1速5000回転で思い切り追い越しをかけた所ラジエターホースが抜けて・・・・!!!
ところが捨てる神有れば拾う神アリ!!直ぐの場所に山奥の唯一のガソリンスタンドが有って、ホースを戻しクーラントと水を入れて事無きを得ました。危うく悲惨なキャンプトリップとなる所でした(^^;

と言う事で、アメ車はそれなり。家族連れの時は安全運転を心掛けましょう、と言う教訓でした。

Monday, June 30, 2008

夏至の頃ツー 556.3マイル



今回はかなり念入りに計画した日帰り長距離ゴールドカントリーを巡る夏至の頃ツーリング

夏至の時期なら明るいうちに走り切れるか・・・と、行ってきました。
先ずは6時発。約100マイル先の第一の集合地点で最近ApriliaのPegasoに乗り換えたSさんと7時半。
何と・・・GSで止めてヘルメットを取った途端にSさん登場。
経路は違いましたが寒かった事は同じ。ちょっと辛い始まりですが、私のバイクはガソリンのフィルター交換が功を奏し快調!嬉しい!このまま気温さえ上がってくれれば・・・

その後30分ほどでTさんの待つサクラメント近郊のスタバへ。此方もタイミング良く落ち合う事が出来ました。軽く朝食とコーヒーと自己紹介もそこそこに峠の入り口Oravilleを目指します。
もう、この1時間で気温もぐんぐん上がり、今日は暑くなりそうです。

この大きなつり橋付近が今回のメインのOraville-Quincy Road. 何となく上空が煙っているのが分かりますか?実はカリフォルニア全体でも非常事態な山火事の量で、ココも対向車がかなり視界が悪いほど煙っている事を教えてくれました。
ただ・・・今回のメンバーはガッツが有る。行きます!行ける所まで!


実はこの写真はその道では有りませんが今まで通った道の中でも最高の部類に入る峠道です。去年の情報で舗装改修中と有ったのですが完璧な舗装と安全十分な道幅。小気味良いクネクネで油断をすると未だ新しいバイクに慣れていないSさん、見えない・・・(^^;

でも、今回一緒に走ってくれているTさんは優しい若者でちゃんとエスコートしてましたので、おじさんはたまにブッ飛んでました。

ココは是非キャンプに来たいBucks Lake。自然湖で流れ込む水が湿地を作っています。煙が相変わらず残念ですが、釣竿持って是非また来たい!

多分、先月までは残雪が有ったと思われるこの辺りは花盛り。



途中意味不明のシグナルを送る対向車やバイクに出会い、どこかで通行止めになるかも知れない不安を抱きながらもQuincyに遂に到着。ゴールドラッシュの香りプンプンの良い街です。
ココで昼食。

ココまでは完全なペースで予定通り。



昼食の後はGold Lake Roadを通りますが、ココで少しミスコース。ま、ご愛嬌と言う事で・・・

この道沿いにも幾つか湖が有り、キャンプも出来ます。かなりマイナーなのでそれなりの装備と覚悟が必要ですが素晴らしい所です。

先程の湖の対岸に見えていたギザギザで雪の残る峰。え~っと、カリフォルニアの妙義山です(名前がワカラン)

その後、Gold countryを巡る主要道路49号線を走りゴーストタウンのDownievilleへ。コレは今知ったので観光はしませんでしたが、そう言えば休憩した場所にそんな写真が飾って有りました(^^;


49号線はゴールドラッシュの街を抜けながらの川沿いの道。コレも素晴らしい。出来れば・・・釣がしたかった(笑)

その後、サクラメントのOld Sacramentで夕食。Tさん、ご馳走様!!

さて・・・そこから更に130マイル。ベイブリッジを渡ったところでSさんと別れて後は60マイルの単独。
家に着いた時は9時45分頃。

全行程556.3マイル、約16時間の一日でした。
昨日はもう暫く行かないでいいかなと思っていましたが・・・また行きたいなぁ~(笑)

今回のコース、多分夏至の頃でなければBay Areaからは行けませんがサクラメントからなら楽勝コース。山火事の煙が無ければ素晴らしい景色だと思います。若しくはキャンプで一泊がお薦め。特にBucks Lake辺りが最高でした。

お試しアレ!

Sunday, June 29, 2008

バイク完治で556.3マイル(890キロ)


結局・・・期待していなかったストレーナーが主犯でした。
交換後、テスト走行の間もなく本番夏至の頃ツー当日。

様子を見るため一番近いフリーウエイに乗らずに少し回り道してみましたが、この時点でガソリンが良く流れている事を実感。その絶好調のまま556.3マイル完走してきました、延べ約16時間。


詳細は後程・・・

Sunday, June 22, 2008

バイクの不調、その後




原因不明のエンスト症状は2週間前のリザーブ切り替え直後、給油で復活も100マイル走行後のフリーウエイ上、そして先週も快調に山を走りフリーウエイに出た直後の86マイル走行後・・・と続いています。

現象として;
1. 何らかの理由でタンク内のガソリンが減るとエンストするまで症状が悪化する。
2. 峠を走る時は極めて快調。
3. 気を付けて3500回転くらいの巡航を続けると息つきのような弱い症状が有る・・・気もする。


今までの対策の経緯は;

2週間前に帰って直ぐに分解したバルブ、バキューム系、はコレといった異常も見られず、1リットル程度の量でガソリンスタンドに行って見るものの極めて正常。只、ストレーナーの中にガソリンがチャポチャポしていてなかなか出てこない(!?)事が気になった。

ガソリンホースの一部がエンジンに接触しているのでベーパーロックの可能性有り。

ダイノジェットにして以来、メインジェットが薄気味でエンジンが高速巡航時に少し過熱気味。



という事でとりあえずぐるっと見回してガソリンのホースがエンジン本体に接触している部分の取り回しを少し変えて熱が伝わり難くしてみました。コレはガソリンが沸騰してベーパーロックしている可能性もある為ですが、ガソリンが少ない時にと言う理由には当てはまりません。

ダイノジェットのメインは165から170番にしてみました。取り合えずクリップは中心付近のは4段目に上げて見ました。

ついでですが、低回転で無理矢理開けるのが好きな私、ダイノジェットの軽いスプリングはどうもフィーリングが合わない感じがするのでノーマルスプリングに戻してみました。コレでエンジンの温度が少し下がるか・・・?

で、先週の試走ですが山道が80マイル近く続くMt. Hamilton。快調に峠を抜けて治ったかに思えた直後のフリーウエイ86マイル地点であえなく玉砕(泣)


そこで今日は更にストレーナーを新品に交換


ストレーナーですがパッキン込みで3ドルでお釣り。SJHDでハーレー価格にしては安いなぁ・・と言ったらメッキがしてないからだと冗談で返されました(^^;
白い方が新品。ま、効果は無さそうですが白い事は良い事だ(?)

更にキャブを外してフロート近辺のゴミのつまり等が無い事を確認しようと思ったのですが、フロートのピンが抜けない(^^;

仕方無いのでクリーナーとエアガンで洗浄。少し金属粉が出てきましたがコレが原因とは思えない・・・
後は170で可也調子が上がったのでクリップをもう一段下げて3段目にしてみました。

事のついでにオイル交換も。まあ、コレはチョット余計だったかも。

と言う事で明日は試走です。
日曜日に500+マイルの計画が有るのですが、果たして・・・

Monday, June 16, 2008

父の日スペシャル



父の日のお願いは・・・一人で出掛けたい(^^;

と、言う事で先日のツーリングで回り切れなかったモンタレーカウンティーの山側を目指してHyw25(SR-25)を南下してみました。
いつものようにHollisterで給油。今回のルートは給油まで130マイル程のギリギリなので目一杯給油します。

SR25は交通量が殆ど無い快適な道。



コレは帰り道にLa Gloriaから出た所でのショットですがクネクネ38マイルの看板がHwy25です。



この道の途中に有るのが、Pinnacles national monumentと言う火山の跡。ついでなので年間を通して国立公園に入れるパスを買って中を少し見て回ります。


ココは1.5から4.5時間位のトレイルで火山跡を見るらしくこじんまりしていますがナカナカ良さそう。今度じっくりと来て見たいと思います。



コレは帰りに反対側(西側)から見た火山跡。確かに磐梯山の様な・・・


この後目指したPeach Tree RoadとIndian Valley Roadは期待に反して単調な田舎道。コレはハズレ。
130マイル無給油は計画としては成功しましたが、予定通り115マイル程で切り替えたリザーブでエンジンが止まってしまうトラブルで真っ青。予定では給油まであと少なくとも20マイル。Hwy 101のこの辺りは油田が有りオイルポンプが回って居るのですがガソリンスタンド等は一切無い(^^;

ガソリンは間違い無く残っているのと、止まってから数分で復活してまた数マイル走れる事からリザーブ側の何かが詰まっている・・・若しくはクランクポジションセンサーのオーバーヒートが偶然のタイミングで起こったか・・・?

運良く138マイル地点までだましだまし、10度程止まりながらも走れたので取り合えずガソリンを入れると復活。ん~、これからまた山に入ろうと言う時に、何と言うことだ・・・

その後様子を見ながら走りましたが問題無く、予定通りのコースへ。ガソリンを念のため再度満タンにしてから望みます。

そして、コレが本日のメインイベントLa Gloria。北カリフォルニアで一番整備されたフラットなダートとの評判です。ん~、入り口はいい感じですねぇ。



途中、反対側の山火事の煙が漂う下界を見下ろして、フラットなダートが続きます。コレ、本当に最高!



14マイルだけなのであっという間ですが、反対側のSR25に戻れば後は快適な道。



さて、その後100マイル地点、家から数マイルの所で今度はリザーブに切り替える前に症状が発生。ガス欠症状ですがどう考えても未だリザーブの地点では有りませんし、切り替えた所で同じ事。

帰宅した時点で速攻でコック部を分解です。

コックは流路も大きく詰まる要素が無い。バキューム系もバキュームバルブも正常。唯一考えられるのが、ストレーナーの中のガソリンがチャポチャポしているものの漏れて来ない。コレが詰まっているのか・・?

目視では判りませんが、今週末に交換してみたいと思います。



ん~、夏至の長距離を計画しているのですが一抹の不安が・・・

Monday, May 26, 2008

A's VS Redsox



今週はボストンRedsoxがオークランドA'sと3連戦。

松阪の登板が無いのは判ってましたが先週ノーヒットノーランのLesterが登板との事で見てきました。

リードしていれば岡島が見れるかとの期待も有りましたが、結局ブルペンで投球前のアップ中に3点差を付けられて出番は無し。


でも、試合中では先ず有りえない、サインボールを日本人のファンにあげてました。エライ!

お目当てのオティースは初回ホームランと巨大ファールを見せてくれたし、


ラミレスはヒット2本に得意技のエラー。


レフトフェンス際でグローブに入れた球落としたからなぁ~。ダメージ大きかったス。

ま、詰まる所はBostonを見てA'sが勝つと言う最高のパターンだったので良しとしよう。

ちなみにA'sの正捕手はSuzukiという日系人です。
応援してあげて下さい。