Saturday, July 29, 2006

シェラネバダ山脈 1300マイルツーリング



遂に・・・念願叶ってロングツーリングに行って参りました。日本から参加のTakaさんも2日間のウォームアップとMoto-GPでのイメージトレーニングを終えて右側通行もカリフォルニアの車の流れにも慣れてきました。それにも増してレンタルのエレグラ、大分意のままに振り回しています。

今回はチョット欲張りなゴールドカントリーの西部の街並みを楽しみながらヨセミテに南側から入ります。その後タイオガ峠(Tioga Pass)を越えてMonolakeへ。前回の下見ではこの後北へ向かいましたが今回はハイウエイ395号を南へ。Death Valleyとシェラネバダ山脈の間を通りその後セコイア国立公園とキングスキャニオン国立公園を経て帰路に着く経路で行ってきました。



写真は当然の事ながら数百枚なので各一枚だけの紹介です。すみません。
気に入った方は是非自分の目で見に来て下さい。写真ではスケールが全く伝わりません。

では、最初はセピア調、ジャクソンに程近いサン・アンドレアスの町。


その後、熱波の襲うハイウエイ49号線を南下します。途中、かなり辛い場面も有りましたが水をかぶりながら走りきりました。標高が少し上がり道も快調に曲がりだしヨセミテまで後一息。この日は飛び込みで宿をとる予定だったので宿も決めなければなりません。その時既に7時半。日没は8時頃でグレーシャーポイントの夕日を見るにはかなりキワドイタイミング。でも行ってみる事に。途中、遅い車につかまったりもしましたが何とか夕日の残るハーフドームが見られました。



Day-2は樹齢1000年以上の巨木セコイアを見て始まります。

何を見てきたか・・・厳かな気が漂います。脂肪落としついでに片道0.8マイルのハイキング・・・でも標高は2000m近くで登り・・・ハアハア・ゼイゼイ

その後またまたグレーシャーポイントに、滝に、岩に感動しタイオガ峠を走ります。



未だ残雪もあり本当に綺麗です。こちら、峠の頂上にある平原の池。この先にあるもう一つの池は分水嶺を越えて東に流れます。



で、その後は落石注意・・の仕様が無い所を抜けてMonolake へ。サーキュラーPLフィルター使いまくりです。


その夜はLee Viningにて宿をとります。

Day-3はスキーリゾートとしても有名なMannmothの街を抜けます。ヨーロッパ調?街はどうでも良いのですが残雪の残る斜面。良いですねぇ~



で、395号は標高7000フィート辺りから2000フィート辺りまで下り続けます。雪山から砂漠へ。デスバレーをかすめたと思いましたが実は100マイルも東。ま、暑さは十分でした。







その後山の中を抜けていよいよセコイア国立公園に入ってきました。

あのセコイアが林立しているのかと思うとワクワクします・・・が今日はここまで。やたらリズムの良い峠を一気に下る・・・途中でエレグラがフェード気味なのでチョットだけ休みながら下りてきたのがSpringvilleの街。良い感じのInnで食事とローカルミュージシャンのカントリーを聴きながら疲れと酔いでCrash!したのはふかふかのベッドでした。

いよいよDay-4、最終日。今日はセコイア国立公園とキングスキャニオン国立公園を見た後は200マイルの帰路が待っています。余り遅くなると危険なので速めに帰路に着く予定でしたが、セコイア国立公園とキングスキャニオン国立公園共に圧巻!!の景色。






素晴らしい!の一言か若しくは息を呑み絶句。




キングスキャニオンはスケールがでかすぎて写真じゃ無理。ちなみにこの写真、18mmのズーム広角の縦4枚撮りパノラマ写真なんです・・・ってわかります?




こちらが最後の観光スポット。重力式の給油機。1920年代のものがそのまま使われているそうです。


この後長く真っ直ぐなフリーウエイをひたすら走って家に着いたのは10時を過ぎていました。

客人もエレグラもスポもカメラも・・・お疲れ様でした。
と言う事で、明日からはもう一丁、車での長距離に行ってきます。報告は来週末以降でしょうか?


今回は長くなりました。最後まで読んでくださって有難う。
ちなみに10000フィートも40度を越える熱さにもスポは元気に走りました。吸排気と点火のセッティングはOK・・・いやかなりGoodの評価です。

では、また。

Monday, July 24, 2006

Moto GP・・・暑い熱い戦い




こちら、観測史上初の熱波。余りに異常ですが戦いは互角の勝負。
記憶に無いくらい久し振りのレース。音、匂い、熱気、人込み、レースクイーン、レーサーとマシーンの織成す限界ギリギリの一体感。

いやぁ~、レースっていいなぁ。

では、ここまでやってはいけませんイメージトレーニングです。数百枚の写真を撮ってしまったので選ぶのが大変・・・と言うより明日よりロンツーに行くので真面目に選んでいません。

オープニングラップでのコークスクリュー。陣取った所からは一番遠い・・けど良く見える位置です。




こちら正面ストレートの後、ヘアピン入り口手前。速いし斜めだぁ~



では、ハングオン。安全な所で練習してください。







こちら、距離が有ったので妥協・言い訳・流し撮り


皆、バイク乗るの上手だね・・・

Sunday, July 23, 2006

熱波と共に客人来る

こちら、いまだかつて無い様な熱波!
これは客人を歓迎しているのかそれとも彼が連れてきた異常気象か?

と言う事で盛りだくさん、走り過ぎ、暑すぎ、寒すぎ、騒ぎすぎ・・・でも未だメインイベントはこれからなので写真だけお見せしましょう。

今回はギラギラカリフォルニア太陽をさえぎる為にPL偏光フィルターを使ってます。


このフィルターはビギナーズラック。取り敢えず着けて撮ったらこんなに綺麗!

こちら昨日の足慣らし・・・の割には強烈でしたサンフランシスコの街中。ゴールデンゲートの下です。


で、足慣らしテスト。世界一きついロンバードストリートを余裕で降りて来る客人。スゴイ!



こちら、霧が少~し入ってきたサンフランシスコの夕暮れ。TwinPeaksより。

これも偏光が上手く効いた。霧が乱反射せず絶妙・・の自画自賛。


こちらは今日です。




先生!色が出ました・・・・・出過ぎました!





ハイウエイ1、Big Sur近辺。





こちら、峠修行。半ダートの様に見えますが・・・そんな感じです。これも来週のメインイベントの為です。

しか~し、この客人、信じられないスピードでレンタルのエレグラを操ります。振り払ったと思う間も無く背後霊の様に・・・鬼神の走り。恐れ入りました。

と言う事で、明日はイメージトレーニング(!?)にLaguna Secaに行きMotoGPを見てきます。ガンバレNippon!(ン?)

で、その後はシエラネバダ峠攻め1200マイル・・・は今自信が無くなりつつ有り削減中・・・デス。

Tuesday, July 18, 2006

Loch Lomond


今日は釣りの話題。

夏休み中の子どもたち。お姉ちゃんは相変わらずサッカーですが野球シーズンがオフになってしまった息子たちはヒマ~!!

で、今シーズン初の釣りに・・・と言っても清流の山へ行くのは面倒なので家から僅か25マイルのサンタクルーズマウンテンにあるLoch Lomondというダム湖へ行ってきました。


ここは飲料水の貯水池なのでパワーボート及び遊泳は禁止。また水辺への接近が子どもでも安全で20mも投げれば十分な深さがあります。それもめんどくさい方は水辺で見えているブルーギルがつり放題。

今回は1週間前に放流された虹鱒狙いです。

仕掛けは・・・無いに等しい。20m投げられるおもりと40cmくらいのリードに水に浮くパワーベイトって蛍光色ラメ入りのスゴイやつ。いつもこれだけでOKです。但しダム湖の湖底は木が残っているので沈んだまま引っ張ると必ず地球が釣れます。

釣果は5時間で・・・・・1匹。息子が型の良いのを釣り上げました・・が、それだけ。トホホ・・・・


言い訳ですが、子どもと釣りに行くと3本の竿のうち1本は必ず何か問題があってですねぇ、やれ引っ掛かった、絡まった、木が釣れた、地球が釣れた、えさの種類が悪い、喉が渇いた、トイレ・・・・お父さん大変です。
でも今回は拾う神が居ました。隣で黙々とリミットを越えて釣っていたおじいさん。いきなり帰り際に6本の虹鱒をくれました。で、計7本。

もうムニエルと塩と醤油のバーベキューで全てお腹の中です。

息子君たちは喜んで、ビールも美味しい。お父さん幸せです。
めでたしめでたし。

Monday, July 10, 2006

下見ドライブ


今週末は暫く振りに家族ドライブ・・・の名を借りたバイクツーリングの下見をしてきました。
コースはヨセミテ、タイオガパス、モノレーク、ジューンレーク、ボーディー、タホと2日間では結構な約800マイル。
家族旅行の部分が多いのでササーっとコースのハイライトのみ。

ヨセミテは相変わらず混んでいましたが滝の水量も豊富で期待通り。いつ来ても綺麗です・・・が蚊が多い!!
こちらBridal veilと呼ばれる滝。



ご存知ハーフドームをグレーシャーポイントより。この場所は氷河が削りました・・・と云う事が良く分かる絶景です。

ヨセミテは泊まりでも来ているのでササーっと全体を4時間ほどで見渡して次なるはTioga Pass。期待通りバイクが多い。この峠は数週間前に雪解けの開通をしたばかり。湿原、草原、僅かに雪の残る山並みなど言葉を失うほどの美しさ。ここはバイクで来なければいけません!

その後Lee Viningにて1泊。翌朝はMonolakeを散策します。ここは鍾乳石が湖底から盛り上がった珍しい光景。塩水湖でカルシウムも多くアルカリの水質は水がヌルヌルに感じます。
その後Junelakeをドライブしながら北上しゴールドラッシュの名残、ゴーストタウンとして保存されているBodieを訪ねます。

ここは最後の約2マイルほどが未舗装のダート。これはハーレーでは苦しいか・・・と思いきや駐車場には沢山のハーレーやロードバイク。こちらのライダーも結構根性が有ります。
その後タホ湖を眺め帰路へ。

結論・・・ツーリングの下見がバレバレの強行ドライブでした。
タホとモノレーク、ヨセミテからタイオガパスへの道は素晴らしい!で・・・走行距離は300マイル位で抑えた方が良さそう・・・と言う事で2週間後に予定しているロングツーの感じが良くつかめました。
おぉ・・・あと、毎日雷雨を伴う夕立が有りました。3000m級の山です。やはり天気の変わり易さは心して掛からなければ・・・でした。

2週間後に更に詳しいレポートをしたいと思います。

Wednesday, July 05, 2006

July 4th



独立記念日って何となく分かりにくい日です。 建国じゃないし征服じゃないし、独立って言っても内輪もめ決裂みたいな・・・・・勝手な理屈の根源でも有る様な・・・・・
まあ、細かい事は抜きにして、今日はアメリカ全土はお祭りの日。

こちらサンフランシスコの北側に有るSonomaの街のフェスティバル風景。ハッキリ言って日本のお祭りと殆んど同じ乗りですがテキヤの質は日本の方が上かなぁ~ 。こちら高校の文化祭に毛が生えた(?)程度のお店が並びます。

で、こちら通りがけのゴールデンゲートブリッジ。今日は逆方向から行ったので写真を撮ってきました。通常の観光だと橋が左に見える位置に展望台が有ります。

で、こちら独立記念日のフィナーレを飾る花火。今日は観光スポットで有名なピア39の花火をPresidioから眺めました。気温は下がって11度C。寒かったなぁ~。
タ~マ屋~!!

規模は隅田川花火の10分の1くらいかな。ねずみ園の方が綺麗とは家の子ども達の弁。でも、花火は良いものです。
ところで、アメリカ人は日本人が花火をアメリカから輸入していると思っています。大きな花火は日本製だ・・・と言うのはハーレーに日本製部品が使われている・・・くらいのインパクトが有ります。

ヤレヤレ・・・