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Tuesday, September 11, 2007

アメリカのバイク死亡事故事情

今日、アメリカ保険業界からスーパースポーツバイクでの死亡事故率が他のバイクに比べて3倍近いと言う発表が有りました。

CNNLAタイムスから記事になっていますが、かいつまんでいくと;

☆、バイク全体では1万人に付き7.5人が死亡している。自動車の7倍。2005年のバイク事故死者は4,050人。
☆、ハーレーなどのクルーザーでの死亡率は6.5/10,000。スーパースポーツでは22.5/10,000。
☆、スーパースポーツの事故原因の57%がスピード。クルーザーでは22%。
☆、クルーザー事故の26%が飲酒。スーパースポーツでも19%、スポーツで23%。でも車はもっと酷い33%。
☆、登録車数は2000年から2005年で51%も上がったがヘルメット装着率が71%から51%に下がった。(!!)

登録車数が上がって事故率も増えた背景はベービーブーマーが歳をとってからいきなり大排気量に乗る事にも原因が有る・・・とはLAタイムス。

まあ、コレを見るとある程度明らかですが、

☆、300キロも出るスーパースポーツは万人向けでは無い
☆、飲んだら乗るな。
☆、ヘルメット位はかぶれ。出来ればプロテクターも。
☆、コレはバイクと言うより乗り方ですよね。公道はサーキットじゃない。
☆、リターンや歳をとってからの大型は特に慎重に。運動能力や身体能力の維持も忘れずに。(私の事です、ハイ!)

と・・・常識的なところでまとまる様ですが、LAタイムスは日本車スーパースポーツをライスロケットと呼ぶなど、HDが業績悪化を発表した直後の臭い記事でもありますし、日本車の生命線であるスポーツやスーパースポーツが保険の問題で実質締め出される可能性を秘めたチョット痛手な報告です。


ちなみに事故率の最も高い(保険屋の観点で)車種はKawasaki Ninja ZX-10R。他の平均に比べ9倍だそうです。でもコレも多分乗り手の問題でしょうね~。

お互いに気を付けましょう。

Tuesday, September 12, 2006

ハイサイド考

(nobuaoki.comより無断転用しています

先日、知人がハイサイドでこけました・・とは言っても軽い打撲程度で済みましたが・・・
これをきっかけに一緒に走っていた仲間が喧々諤々。

総括すると・・・

2台のBuellに挟まれて快調に飛ばしていた1200C(2000年)、先頭のBuellが軽く切り返した左下りから右上りに差し掛かる中速S字の入り口でスキッド、その直後にグリップを回復した後輪に吹っ飛ばされてハイサイドに転倒。

ライダー曰く;
Buellにつられてオーバースピード、道の底部でサスがフルバンプ、1200Cなのでフロントブレーキが効かない(!?)、フォワードコントロールなので後輪に加重出来なかった、スキッドの瞬間が解り難かった・・・等々。
この人ダートバイクもレプリカも乗るベテランです。そうして見ると、何かフォワードコントロールと21インチフロントタイアと貧弱なブレーキとサスの心配点を凝縮したかのようなコメントですねぇ~。 飛ばしちゃいけないバイクです。

こちらの安全運転講習のインストラクター(彼は後ろ、二台目のBuellに乗っていた)に依ればスキッドした瞬間に後輪をブレーキでロックして止まるかローサイド側に転倒するしか回避の道は無かった・・・とか。後輪が大きく持っていかれたら諦めろ・・・と。あ、因みに転倒するときはハンドルから手を離してくださいとも。確かに一枚目の写真、手を離すのが遅れた為にこの後頭から落ちる羽目に・・・。手を離して足からの着地が正しいとか・・・ハア、ナルホド・・ガンバリマス。

ローサイド側に転倒した経験者たちはバイクに足を砕かれて今回のハイサイド転倒よりもダメージが大きかった・・・と反論。中速程度ではどちらが安全とは言い切れないと大反論。でも、自分のバイクに轢かれるくらいなら足挟まれても良いかなぁ・・・と思います。 実際、ローサイドへの転倒時はダートのように足を出せると良いとか・・・ハア、ナルホド・・ガンバリマス。

私はロードバイクでのハイサイド転倒は経験が無いのですが、4輪で転がった経験が数回有ります。全ては後輪がスライドした直後に、アクセルを開けてパワードリフト(スピン)に持っていくか、サイドブレーキでスピンさせるかの判断を誤り、アクセルを抜いた直後に転倒していることから、バイクでもパワーオンでハイサイド回避をするのが一番かなと・・・

ま、言うなればこんな感じかと・・・舗装じゃ出来無いけどね。でもハイサイドに飛ぶくらいなら・・・とも思います。
(Motoavanti.comのRickey's extreme Bikes Clubからの無断転用です)

ダートバイクでも轍に引っかかった状態で思わずアクセル緩めちゃうとハイサイドに飛ぶんですけれど・・・結構、誰も経験が無い様で・・・ヘタクソのみぞ知る事かなぁ?

と言うことで、私のパワーオン説は仲間内ではクレージー扱いですが、言わして貰えれば・・・

パワーオンの状態は回転半径の遠心力とバイクの傾きの釣り合い以外にバイクが起き上がろうとする力、後輪が接線方向に逃げようとする力、サスの沈み込み等のアクセルコントロールによる挙動等・・・一番レスポンスが速く扱い易いパワーオーバーステアの状態が得られます。仮に少しズリッと来ても遠心力とリーン角よりは常に寝ているのでハイサイドに振られる可能性はかなり低いかなと・・・

これは小型のバイクで十分なトルクが無いとか、レーサーレプリカでパワースライドになってしまい余計に危ないに対して、ハーレー辺りは丁度良い味加減・・・と言うのが私の言う"各シリンダーの爆発毎にお尻が出て行く感じのトルク走り"で、皆意識的に使っているものとばかり思っていました・・が、賛同を得られたのは少数でした。 私が低速トルクの有るバイクを選んだ一番の理由だったんですが・・・

そんなこんなで先週末の走りはハイサイド・・・を考慮して走り始めましたがトルク走りが基本で、リアタイヤをズリズリとさせながら走る私にはハイサイドに飛ぶ気配も無く・・・直ぐに元のペースに戻りました。

まあ、ハイサイドはいつでも起こりえるとして、一番安全な回避方法だけは考えておきたい物です。(nobu選手の転倒は自分のバイクからのオイル漏れが原因だそうで・・・ハーレーじゃ有りえませんね・・汗)

あ、あとは当然の事ながらレザーを着ていたために軽い打撲だけで済みました。プロテクターが入っていたらもっと打撲ももっと少なかったでしょう。バイクに乗るときは舗装路で受身が取れる位のプロテクターは欲しい物です

ところで、アメリカのスポ乗りは過半数がフルフェースです(XLフォーラムのアンケート結果より)。この地域に限っては8割近いかな?以外でしょう?

Safe Ride. 皆さんもお気をつけて。
追記
XLフォーラムで・・・フューエルキャップを閉め忘れたトラックの後方を走っていたバイク(ゴールドウイングだって!)がカーブで撒き散らされた軽油に乗ってハイサイド転倒した・・って話が有りました。
そんなのも有りなんですねぇ~

Monday, July 24, 2006

Moto GP・・・暑い熱い戦い




こちら、観測史上初の熱波。余りに異常ですが戦いは互角の勝負。
記憶に無いくらい久し振りのレース。音、匂い、熱気、人込み、レースクイーン、レーサーとマシーンの織成す限界ギリギリの一体感。

いやぁ~、レースっていいなぁ。

では、ここまでやってはいけませんイメージトレーニングです。数百枚の写真を撮ってしまったので選ぶのが大変・・・と言うより明日よりロンツーに行くので真面目に選んでいません。

オープニングラップでのコークスクリュー。陣取った所からは一番遠い・・けど良く見える位置です。




こちら正面ストレートの後、ヘアピン入り口手前。速いし斜めだぁ~



では、ハングオン。安全な所で練習してください。







こちら、距離が有ったので妥協・言い訳・流し撮り


皆、バイク乗るの上手だね・・・