
わずか5700マイルの我スポ号ですがリアタイヤにスリップサインが出てしまいました。
実はこれ、一度フリーウェイでパンクした時に極端に減ってしまったのです。まあ、サイドがそれなりに残っているのでパンク修理後も乗っていましたがカリフォルニアの冬=雨季の足音が聞こえてきました。実際に先週は雨。このシーズン初の雨で路面はツルツル。
そんな折、さるお方より“最近工具を触って居ないのでは”・・・と疑いをかけられ・・・図星なのですが(笑)
それでは工具の錆落しも兼ねて、今週末はタイアを取って、バイク屋で組み替えバランスをしてもらい、再組み付け。ついでにホイールベアリングとブレーキの点検など・・・とチョットだけワクワクしてました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ま、マニュアルも無いことだし、試しにばらして見るか・・・とジャッキアップ。
先ずは邪魔者のマフラーを外します。未だ新しいからね。何の苦労も無くスポ・・っと。

ところで、この軸を反対側から入れると次回はマフラーを外さずに作業が出来る・・・は半ば常識化しているようですがXLフォーラムで仕入れた情報では;
- 逆にしてナットが取れると軸が抜ける可能性有り、万が一の場合に保証が受けられない
- 何らかの原因でホイールベアリングと軸が固着し回った場合軸を逆から差すとネジが緩む方向に回ってしまう
などとまことしやかに語られてますが、真相は???
しょっちゅう換える部分でもないのでストック通りを良しとします。
さて、私の型式は割りピンが無くEリングと呼ばれる形のリテーナーが後軸のナットの脱落防止になってます。何で?とは考えず簡単なのでポコンと外します。

次にリアのキャリパーピストンを押し戻し、テンショナー位置に印をつけて2回転だけ緩めた後、アクスル(軸)のナット(1-1/8)を緩めます。
ジャッキの高さを調整しながら抜ける位置を探すと・・いとも簡単に。

考えて見ればこんな新しいバイクのアクスル抜くのって生まれて初めてだ・・・などと下らんことで感動しながらもサクサクとタイヤが取れてしまった。何と言うあっけ無さ!
早速車に積み、この界隈では一番安く良心的な
Road Riderと言うお店へ直行。
メッツェラー頂戴、あいよ!ってな具合でやってもらっちゃいました。
タイヤ123ドル。工賃15ドル。タイヤのリサイクル代2ドル。え~、速すぎてツールバッグ選ぶヒマも無い・・・位の早業。
今回はXLフォーラムで一番人気の
ME880 150/80HB-16です。このタイヤは160も使用可との情報が有りますが・・・ま、最初なので取り敢えず150のままです。
後は、サドルマンのバッグなら何とかなるかなと思いソレもついでに購入。32ドル。
取り付けはサクサクと逆の手順で。ベルトの張りは外す前の状態と同じにして・・・は気持ち緩めかも。

ツールバッグはやっぱり付けるところが無い・・・ので取り敢えずフロントフォークの定位置に。ま、OKと言う事にしましょう。

お、そういえばホイールベアリングはシールタイプでメンテ不要でした。さすが05年式!
キャリパーの動きも極めてスムーズ・・・って未だ一年もたってないしね。エア抜きだけはしておきましたがポンプを使うので早いんですね、これも。
あれ~、もう仕事が無くなってしまった!仕方ない、走りに行きましょ。皮むきもしなきゃならんしね。