Sunday, April 09, 2006

フロントスプリング変更・・最高



今日はネタが多いのでいきなり本題に行きましょう。
リアサスをオーリンズに変更以来、貧弱さがやけに強調されていたフロントサス。 XLフォーラムでの多数派意見を参考に、プログレッシブスプリングと#15フォークオイルへの変更を行ないました。

Progressive Suspension Fork Springs - Harley, PART-NUMBER: 11-1527   $58.95
Bel-Ray High Performance Fork Oils, PART-NUMBER: 948017016   $10.95

リアに比べると部品は安いのですがこのほかに以下の物が必要です。
  • バイクリフト
  • 1-3/8インチ,フォークナット工具
  • じょうご
  • オイルパン
  • フォークオイル・レベルゲージ(自作)
  • フォークオイル・油量調節用の注射器かスポイト

先ずは、バイクをバイクリフトに固定。上げ下げを繰り返し、オイルを抜く際にゆするので転倒防止の為にストラップをかけます。今回使用したのは250kg用を二重に掛けたラッチェット型のもの。

次にオイルを抜きます。飛散を最小限にとどめるべく、また最悪でもブレーキディスクを保護するべくプラスチックのカバーを付けました・・・が効果無し。というより飛ぶ距離を侮ってました。殆んど全てが床に敷いたペーパータオルに行ってしまいました。車重が重たくコントロール不能。次回はPETボトルを加工して受けたいと思います。ドレインは写真の場所。プラグを抜いてバイクに跨り、ジャッキをリリースしてゆっさゆっさしてやるとオイルがピューピュー飛び出します。

最後にいかにも空になりました,ブシュブシュブシュといったらおしまい。オイルはでんでんさんからの情報通り、汚れて金属粉だらけでした。ジャッキを再び上げて、プラグを戻します。

いよいよ、スプリングを抜きましょう。タンクに傷を付けない様にウエスで保護をしてからハンドルを外します。おっと、その前に同じ位置に戻せるようにマーカーで印を付けておきましょう。ストックのスプリングはかなりのプリロードが掛かっています。飛び出さないように、仮に飛び出しても顔などに当たらないポジションで作業をします。

この時点でフロントサスは延びきっているはずですから、ジャッキを落として底突きした状態にします。ここで6オンスのオイルを入れてレベルが上端から5.5から6インチ(140-150ミリ)に調整します。これは思っていたより困難で、かなり足したり引いたりを要しました。レベルゲージはケーブルを縛るタイラップに落ちない工夫をしてマジックで目印をつけたものを使います。

並べてみると、ストックもかなりプログレッシブな巻き方です。どちらかというと線径が細く密な部分が多い、柔らかめであることは一目瞭然。新しいほうは線径も太く押し込み側は固そう。期待が持てます。

レベルが決まったらスプリングを落とし込みます。密な方が下・・・である必要は無いと説明書にも書いてありますが、気分的に密な方が下です。プリロードは3/4インチと多少控えめ。これは細かい衝撃や路面の継ぎ目で伸び側がガチガチ当たって居たので傾向としては正解です。このプリロードの掛かるナット締めはXLフォーラムでもどの方法が良いかが話し合われていますが、私は首の振れるハンドルを使い、足の間に前輪を挟む形でバイクの前に立ち、両手で体重を掛けながら行なった結果、何の問題もありませんでした・・が私は80キロ超のデブですから・・・

作業もめでたく終了し、ジャッキを外す前にブレーキ周りのお掃除。焼き付かれると悲惨ですからクリーナーを使ってまじめに拭き取ります。

ジャッキから外して終了。大体1時間半くらいですかね。油まみれですが作業そのものは簡単。新しく買った工具類も含めて$150~160といったところです。安い!

跨るだけで固く、ダンピングも強くなっているのが直ぐに分かります。手を洗って、工具をかたしていざテストラン!!!

3 comments:

Anonymous said...

へぇ~!尊敬!!

Anonymous said...

スプリングの線自体が太いですね。ワシも変えてみようかな。

US05_1200R said...

まささん

これ、XLフォーラムに手取り足取りで手順書が載ってるんです。エンジン周りのような調整も無いし、思っているよりも簡単ですよ。

でんでんさん、

オイル替えるついでに換えられます。全然違いますよ。お験しあれ。来週はツインテックやる予定です。USBケーブルが行方不明なんですが。(オンラインショップがら何の返答も無い!)