Monday, May 01, 2006

ブレーキ追記

抜けてしまったブレーキ。でも週末を無駄にするには余りにも良い天気。
そこで、取り敢えずエア抜きをしました。





使用するオイルはGUNKのDot5. エア抜き工具はPower builtの手動の真空ポンプ。フロント、リアとも思った以上の泡(エア)が出ました。フロントは特にマスターシリンダーの動作不良が懸念されたので、ブレーキレバーを使っての本格的なエア抜き。一度握りこんでオイルを抜くと次の手応えが戻るまで30回位ポンプしなければなりません。明らかに何かおかしい。同じ事をリアでやると2-3回目には戻ります。ただ完全に戻ってからのフィーリングは新車時のように良いので握りこんだ所に構造的な問題が有るようです。


結果、フロント、リアともに初期の効きが戻りました。私のバイクはたかだか1900マイルほど。1000マイル点検時にブレーキオイル交換してた様な気がしますが・・・ こんなに頻繁にエア抜きしないといけないんでしょうか? 5000から10,000マイル位は多少のエアが入っても効きだけは保って欲しい所。でも頻度が判ってバキュームポンプとジャッキがあれば作業は極めて簡単です。Gunkのオイルは紫色で・・・見た目も良い感じ(?!)


ブレーキも戻ったようなので取り敢えずシェークアップラン。徐々に行きましたが極めて快調です。ベーパー(気泡)と握り代が関与している事は確認出来ました。 仮説としてはベーパーが少しでも発生しある程度の握りこみ量を超えるとマスターシリンダーが吸引点まで戻れず次のブレーキングで完全に抜ける・・・って事ですかね。間違いなく不良品の様な気がします。

今日は、チョット足を伸ばして先日より気になっていたAltamont Passへ。
途中Calavaras貯水湖を抜けます。今年の雨の影響で新緑が綺麗。






で、エンジンの点火時期は前出のMod2をベースに新しいマップで行きましたが90点あげても良いかな。サスは取り敢えず100点満点。以前通ったでこぼこ道でも底突きなし。チョット固めですが良い感じ。

ブレーキも取り敢えず快調です。オイルが効いたかマスターシリンダーをフルストロークで動かしたのが功を奏したか・・・何れにしろ制動の安定感が抜群で良い感じです・・・って当たり前ですが。

ここはAltamont Passの風力発電機を間近で見ました。ハーレーの音が止むとシュンシュンとプロペラが風を切る音だけが響きます。
荒野に一人・・・って感じ。







袋小路だからできる写真を撮っていたらいきなり電池切れ!!








仕方なく携帯で撮りましたが画質が最悪です。ハーレーと風力発電と馬が入る良い構図なのですが・・・残念。







その後更に69マイルの山道を帰りましたが写真が有りませ~ん。失礼! こういう時に限って景色が最高だったりするんです。雨の影響で湿原が綺麗、尾瀬のようでした。 ただ絶好調のバイクと効きの戻ったブレーキで後半は速いペース・・・止まるなんて・・出来ませ~ん。

ブレーキはその後ハードに走ってブヨブヨした瞬間もありましたが概ね好調。シリンダーの戻りの悪さは前の仮説とブレーキオイルの質に依っているかも・・・ 新しいオイルで少し動きが改善されたか???

何れにしろ早い所ディーラーで"対策部品”をつけて貰わないと・・・


***注***
フロントブレーキの問題はエア抜きだけでは完治しません。今回、スプール弁の動きを助ける為にフルストローク(ブレーキレバーを使って)のエア抜きをしましたが特にフロントマスターシリンダーの挙動と治り方は怪しいものがぁ・・・・

16 comments:

Anonymous said...

空のデカさがいい味出してますねぇ。
うらやましいかぎりです。

自分のXL1200R powered by SE (言いすぎ)(^_^;) は絶好調です。

リアシリンダーオフセットまで気にしだすと レースチューナーを買うしか手はありませんよ。

でも正直なところ ノーマルモジュールとは明らかに違いますが いい線いってたTC88Aと比較すると そんなに違いは感じられません。
圧倒的に違うのは安心感です。

US05_1200R said...

redさん

どうやら私はSEもどきのTC88Aで落ち着きそうです。週末に峠ばかりの150マイル程走破してきましたが非常に良い感じでした。もう一ひねりで完了の予定です。結局ノーマルに2000RPMの低回転側を与えると言う・・・殆ど使わない領域の自己満足で終わる事になりますねぇ~。まあ、カムを入れ替えたり後の楽しみとして取っておきます。
これらの景色はあと数週間もすると枯れ草の茶色になっちゃうんですよ。今が一番きれいです。

Anonymous said...

そうなんです。
後々にエンジンに手を加えて自分なりのセッティングを出すのならLog機能があるTC88Aに分がありますよね。

あと参考情報ですが Race Tuner Kit にはTWIN CAM 用のデータも4種類入っているのですが これらはリアシリンダーのオフセットは全くされていませんでした。

US05_1200R said...

redさん

お、それは発見ですね。初心者道の方はマイナスのオフセット入れられてますよね。TC88はかなり違うんでしょうねぇ。
奥が深いですなぁ・・・・

Anonymous said...

一つ教えて欲しいことがあるのですが。
例のフロントフォークモディファイをやるつもりなんですが 近所にBel-Rayを扱っている店がありません。(MOTULばっかりです。)

そこでBel-Ray 15wの粘度を知りたいんですが 容器にcSt(40℃)の値とか書いてありませんか?

US05_1200R said...

redさん

残念ながらボトルには何も書いてありませんね。Bel rayのサイトに日本の代理店名が有りましたので直接問い合わせられた方が早いかな?

Bel-Ray Distributor:
TRISTAR INTERNATIONAL, LTD.
Gotanda HS Bldg. 3/F 7-1-9 Nishi Gotanda
Shinagawa-Ku, Tokyo 141, Japan
Phone: 011-81-3-3779-5131
Fax: 011-81-3-3779-2051

Anonymous said...

早速ありがとうございます。問い合わせてみます。

ここは“ブレーキ追記”なので自分もブレーキについてですが お気に入りのスウェッジラインのブレーキラインにオイル漏れを発見。
原因はバンジョーの両端のフィッティングと当たる面に細かい削り溝があったため そこからオイルがにじんでいたようです。
ディーラーにて研磨&再組み付けしてもらったら治りました。

Anonymous said...

綺麗な丘陵に風車群が・・日本の風車とは違って広大な大地に風車が連なっているのですね~流石にスケールが大きいです。

絶好調のスポでのツーは気持ちがいいですねぇ^^!
カメラの電池切れは残念でしたが、写真より走りを楽しめて良かったですね。

今のスポのブレーキは確か日本製でしたよね。
もし欠陥なら早く明らかにしてリコールなり公開してほしいです。

Anonymous said...

↑ごめんなさいすぽでしたm(_ _)m

Anonymous said...

抜けるような青空!気持ち良さそうですね。

今日は日本も全国的に晴天で、高速道路はGW渋滞で大変だったみたいです。

私はあいにくの風邪で1歩も外に出てません・・・。

Anonymous said...

今日は日本も雲一つない青空(ワタシはこんな日をアメリカ日和と呼んでいます。)だったんで最高のツーリングができました。
家を出てからデジカメを持って出なかったことを後悔しましたよ。
(たぶん匹敵するぐらいの絵が撮れたと思います。)

「日影は涼しく 日なたは暑く 走り出したら気持ちいい」という気分も語呂もいい LAでいうと3月の後半ぐらいの感じでした。

走っていて木の少ないハゲ山が見えたら「サンディエゴみたいや~」てな感じで完全に白昼夢にノックアウトされた一日でしたよ。
(^_^;)

US05_1200R said...

すぽさん

そうですね。やっぱりバイクの調子は自分に乗り移りますね。すぽさんも車検整備で調子が上がったって事は良いディーラーと整備士に恵まれたんでしょうね。ブレーキはほぼ全ての人が報告しているのに・・・。でも最終的には自己責任になっちゃいますから握り代が増えだしたら要注意です。

アラモさん

ありゃー。風邪ですか?季節の変わり目ですからね。まあ、外に出てもかなり混んでいるみたいだし、静養もオツですよ。

redさん

日本の四季がアメリカ日和を有り難い物にするんですよ。やっと晴れたと思ったのはつい先日ですが、毎日ギラギラしだすともう雨が恋しい今日この頃です。とにかく陽射しが強すぎる!フゥ。

Anonymous said...

綺麗な空、広大な大地!素敵ですね~!!
こんな所を走ってみたいものです。

US05_1200R said...

まささん

これから11月位までは良いお天気が続きます。アウトドアの企画は裏切られる事が有りません。ベストシーズンは日本が梅雨の時期。じめじめを抜け出してこちらのカラッとした陽気と、雪解け水、それと・・・その頃は魚の食いつきも最高です。

Anonymous said...

こんにちは
ブレーキの抜けは怖いですよね。
私のはそこまで抜けたことはないのですが、過去一回握りこみが異常に深くなったことがありました。
点検のときにショップにお任せしてしまったため、詳細な状況はわからなかったのですが、エア抜きやピストン揉みだし、マスターしりんだピストンへの潤滑剤塗布で一応は?
問題なく作動するようになったのですが、完全な対策ではなさそうなので、もやもやしたものが残ってしまっています。
ハワイのスポ乗り方に情報を頂いたのですが、あちらでも新型スポのフロントブレーキの不具合が出たらしく、ディーラーで対策済みと思われるマスターassyに交換したそうです。
日本の乗用車メーカーM社でのリコール隠しのようなことにならなければ良いのですが・・・
というのは考えすぎでしょうね(汗)

US05_1200R said...

イケピーさん

これ、エアが入ってブカブカって言うのとかなり違うんですよ。もともとそんなにカチカチと手応えが有る方ではないのですがそれなりに良く効いていたはずが峠の頂上でいきなりスーっと・・・・
エア抜き後も出てますが止まってポンプをすると戻りますね。知っていれば対応出来ない事は有りませんが冗談じゃない場所ですからHDさん、きちっと対応して欲しいものです。コチラのディーラーもしらばっくれてましたね。
今週、持込です。