Wednesday, April 11, 2007

DOT5 対DOT3/4

さて、今回私が選択したValvolineのProSynブレーキ液とはスペック上ではどの様な物でしょう?




http://www.ricracing.com/new_page_4_techtips.htmより無断引用・・・って日本語読めない人だろうなぁ~

ごらんのように水分が含まれないフレッシュな状態ではDOT5よりも優れた沸点を持ちます。Wetでも13度F大体6度C位の違いですからスペック上は変わらないですね。

コレがレースも含む業界が価格の高く高沸点以外には余り良いことの無いDOT5を見限っている理由。今後もシリコーンベースに戻る事は無いと思われます。

その気になるとDOT4カテゴリーのレーシング用はこんなに高性能の物も有ります。ま、私には必要無いでしょう。


沸点の問題が解決すると、次の違いは空気の含有率。シリコーンは空気が好きで15から20%の気泡を含む事が可能です。DOT4では3から6%と言われていますから、ブヨブヨの原因がDOT5に有ると疑われる理由が此処にあります。シリコンオイルで空気を抜くためには真空容器の中で本気で抜く必要が有りますが、ブレーキの様に小さな穴を通る条件では気泡が再混入する事が避けられません。

ABS仕様にDOT5が使えない理由が此処に有ります・・・と言われています。それほど気泡の問題は業界の常識・・?まあ、ハレさんもユーザーに理由を伝えないままDOT4に完全移行しましたから問題点には気が付いているのでしょう。失礼な話です。

後はシリコーンとゴム製品の相性。コレはかなりエンジニアリング的には膨潤等に頭を悩ませる所。DOT4にはこの心配が有りません。

と・・・云う事で、暫くは様子見ですが、大体ニッシンのキャリパーとマスターがDOT4で問題が出る訳も無く・・・私は命賭けてます(笑)

☆ブレーキは重要保安部品です。日本の皆さんは日本の法令を遵守して下さい。
☆2007年のXLモデルがDOT4になっている事実は検索しても殆んど掛かりません。不気味です。ショップで直にお確かめ下さい。

2 comments:

Anonymous said...

お昼ごはんで「そばめし」食べてきたところです。(知ってます?(^^))

そちら同様、こっちの掲示板でもよく議論されてますが意見は2分されてるようです。
US05_1200Rさんのように新品パーツで変更するには問題ないみたいですね。

しかしHD純正フルードの量が多くていつも残ってしまう。もったいない、もったいない・・・

US05_1200R said...

アラモさん

そばめしですか?そば大好きですが知りません。

もう人柱ですし、実際07からはHD全車種DOT4である事からも04以降のリコール問題含みのブレーキシステムはコレでいいのだ~ぁ・・と勝手に納得しています。ハレさん、ちゃんとリコールしなかったしね。(1200Rのフロントのみ!)

そう言われてみれば私のDOT5もゴミと化しました。
もったいない!