Monday, June 05, 2006

アメリカ考


ここは60数年前は紛れも無く敵国でした。 友好など未来永劫有り得ないかのごとく叩きのめされた国がありました。

静かなメモリアルデーから遅れる事1週間、突然の敵機来襲です。ハーレーがいくら爆音だからってこいつらには敵いません。 100デシベル?そんなモンじゃないですね。一機だけでも地鳴りの様な低音です。これが数百機単位で日本各地で空襲を行なったんです。

そんな遠い昔の話ではありません。


第二次世界大戦時に日本を爆撃した”ヒーロー達”が60数年の時を経て雲一つ無い青空を舞います。 戦勝国であるこの国には武勇伝として語る権利が与えられました。


前、後ろ、横に見える機銃たち。その先に見えていたのは我々の国の人々でした。


とても複雑・・・・・

これはB24と言ってB29と共に日本の空襲に使われました。我々の親の世代には見覚えの有る、PTSDさえも引き起こしかねない姿です。 そして、我々の眼にも焼き付けなければいけない姿です。


平和な時代に生まれた事に感謝します。 我々の子供たちの時代も平和が続きます様・・・・・・

9 comments:

Anonymous said...

私の奥さんの実家が基地の近くなのですが離着陸時の爆音ときたらバイクの騒音なんて蚊の鳴くような声ですね。 (^^;

US05_1200R said...

Lianさん

チョット重い話題だったか反応が無い記事になってしまいました。
こんなのがブンブン飛んでいた週末はバイク騒音の取り締まりも緩かったカモ・・・

Anonymous said...

うちの義母は、三重県の田舎であるにもかかわらず、B-29の焼夷弾に対する恐怖心が心の奥底に沈殿しているようです。時々妹や弟の手を引いて逃げ惑った話をしてくれます。私の父は少年兵とは言え、バリバリの海軍兵士で、軽巡洋艦の甲板ではグラマンの機銃掃射で、何人もの戦友が倒れたていったと語ってくれました。

今の若者たちだけではなく、私のような年代の者でも、伝え聞きで知っているだけです。

子どもたちや、彼らの子どもたちのためにも、今の平和がつづくよう祈らずにはいられません。

Anonymous said...

私は「戦争を知らない子供」。でも、私の母から聞かされていたからなのでしょうか、小さい時には飛行機の音が怖かったです"^_^" ハワイのアリゾナ・メモリアルに行った時には、言葉には表せない不思議な気持ちになりました。

Anonymous said...

上のコメントはwoodpeckerでした。一人でupしたらこうなりました、スミマセン(__)

Anonymous said...

軍事産業は兵器を作る。
兵器を作れば使いたくなる。
したがってどこかで戦争が起きる。
先進国同士では即破滅なので第三世界が舞台となる。
第二次世界大戦後はこのパターンを繰り返している様に思えます。
戦争を避けようとすると大統領でさえ暗殺されてしまいますからねぇ・・・
ところで防衛庁もアメリカから沢山買っていますが、納入されていない兵器もかなりあるそうです。
それって結局税金じゃろって(`ε´)

US05_1200R said...

Daddyさん

ホント、続けるためにはどうしたらいいんでしょうねぇ。最近日本を取り巻く環境が緊張し始めたと思うのは私だけでしょうか?

Satoさん

私の義父もパールハーバーでは立ち竦んでしまいました。振り上げた拳の代償は大き過ぎたかも知れません。

でんでんさん

色々と有りますね、外交の駆け引きは。でも日本は大国に挟まれて何れは米中ソの選択に迫られるやも知れません。アメリカが理想的とは言いませんがこういうのをThe best of the worstといいます・・・ね。

Anonymous said...

憲法の改正案もいろいろあるようですし、子供たちの世代が巻き込まれないことを願うばかりです。軍隊制度の可能性について、最近実家の両親がとても心配していました。

US05_1200R said...

shizuka150rさん

相手を攻撃する事と護身の違い・・・かな?
子供たちが狂人に囲まれたらどうするか。最近は日本でも別の意味で真剣に考えられている事と思います。
では誰が守るか?・・・アメリカではないかも知れませんね。何か重くなっちゃうんで止めときますか・・・