
Sportsterのヘッドライト缶は小さ過ぎてHID化は出来ない・・・と言われていましたが、先日見たもっちゃんさんの記事で思い立って調べて見ました。
すると最近はSportster用として売られている物もちらほら。特にHID XenonのLowとハロゲンのHighの物なら付きそう・・・という事で、人柱的取り付けをしてみました。
選んだのは何と50ドルのHID countryのMotorcycle用。もちろんBi XenonのH4タイプ。色温は6000K のかなりギラギラ白いタイプ。ダメモトな値段です。
物は無印良品的なダンボールに無造作に入って届きました。中身は問題無し。

マニュアルもしっかりしてるし、予備のリレーハーネス付き。私は使わずに元のライト配線から取りました。
さて、HIDでは12Vを高電圧にして点火して、その後電力量を安定化させるバラストという部品へ電力を供給して、バルブに戻してあげなければなりません。その為には缶に25mmの穴を開けねば・・・

ん~、嫌だけど悩んでも仕方なし。思い切ってホールソーで一気に空けます(^^;
その後バリ取りとタッチペイントをして取り付け。元のH4に付くコネクターとそこへ付く相手側はまるで入る空間が無く、端子だけを絶縁して、接続後テープで固定。

バラストはフレーム前側に両面テープで留めています。バラストにはねじで固定する為の穴が3箇所有りますが、アメリカで言う#4-40。日本ではM3程度のねじしか使えないのでテープの強度の方が勝る筈。

サクサクと取り付け、いざ点灯すると何故かHiとLowが逆。
仕方ないので再度分解してHighとLowをスイッチして再度組み立て。まあ閉める前に確認するのが常識ですが、自分の仕事に自信過剰気味(笑)
さて、ココで光軸調整を兼ねた試運転。快調に5分ほどLowビームで走り、Highにした途端Low、High共に死亡(OMG!)
家に引き返しトラブルシュート。両方死んだのでヒューズを確認すると飛んでいる。
交換して再点灯、ヒューズ切れを繰り返し、原因が分からずヒューズを5個程消費した後にHighビーム側のショートと確信したので、再度分解すると、配線が溶着してる(^^;

ココは多分高温になるので余計な事はせずに配線の取り回しで、接触の可能性を無くして再組付け。
コレで既に4回目、ふう。

あ、ちなみにライトのレンズは綿棒とアルコールで拭いてみましたが完全には綺麗にならないし、反射鏡は傷が付くのが嫌なので手付けず。
Sportsterの標準ヒューズは15Aですが、このHIDは20Aヒューズが付いて来たので20Aに交換。

明けて翌日の夜、試走してきました。コレは明るい。但しLowの色調のせいか、Highビームのハロゲンがもともと弱いのか、Hi側はまるで提灯。
ちなみにコレがLowのHID Xenon

此方がHigh beamのハロゲン。実際には黄色のライトがもの凄く暗く感じます。それと標識の反射がまるで違う。
Xenonは眩しいくらいに標識が光ります。

考察としては、
-. Xenonの輝度と色調は素晴らしい・・・が、スポーツスターの反射板との相性は良いとは言えず、輝度ムラが目立ち、配光パターンもかなりあやふやになる
-. Highビームは使う必要が無いほど明るいが、Highビーム自体ほぼ使い物にならない感じ。
-. このバルブが切れた時は万事窮すと考えると補助等が必要。H4の様に何所でも買える物では無いので・・・
という事で、次は補助灯のプロジェクトかっ・・・?
このLEDライトが気になりますが、自転車用に比べて高すぎるなぁ。
12 comments:
>このLEDライトが気になりますが、自転車用に比べて高すぎるなぁ。
やっぱり必需品かそうでないかの違いが値段の差になってるんでしょうね。自転車の場合その値段だと他のパーツに化けると思います。
naotojさん、
まさしく。私の最初のリアクションは、EA70のホイールセットが買えるな・・・でした(爆)
ボクも数年前にライトの光量アップを考えて方法を模索した結果『pams ヘッドランプブースター』なるものが気になったのですが 結局やらずじまいになっています。
ところでヘッドライトを明るく改造しても貧弱なバッテリーへの負担は増えたりしないのでしょうか???
Redさん、
いい突込みですねぇ。
何と、HIDは発光のメカニズムがハロゲンとは違って熱になる量が大幅に低減されます。
だからバルブのワッテージは35W。標準が55Wだから、20ワット分の負荷が減ります。これでLEDのバックとウインカーにすると節電という意味では今のところベストでしょう。
そのうちLEDのヘッドライトに変わると多分10W以下になると思われ、更に負荷が減りますね。
何れにしろエンジンが廻っている限りはバッテリーへの負荷は減るか、若しくは変わらない程度ですが、その分ガソリンの消費量が減りますね。
では、環境保全のために、Let's do it。
(ここは突っ込みを入れてはいけません)
HIDの明るさ体験したら元には戻れません。
歳とともに低下している視力を補うためにも
明るいライトは必須ですね。
でも、御存知のとうり電気は苦手なので
自分ではやりません(爆)
ワルは購入時からHID化されてました~(^^ゞ
Takaさん、
昔、シールドライトからハロゲンに変えた時も白さに驚いて、ラリー車なんかは掟破りの100ワット4個とか付けてた時代も有りました。今HIDに代えるとハロゲンがビックリするほどロウソク色ですね。
年寄りの必需品だったのか。どうりで・・・(笑)
未だにそのシールドビームですが何か?
球じゃなく本体を予備に持ってますがそれが何か?(笑)
最近夜目が利かなくなってきたので日が暮れたら乗らないことにしています。
↑ aramo→アラモです。
(ALAMOスペルも間違ってるし)
アラモさん、
シ・・・シールドビームはさすがに厳しい。
まあ、ハロゲンは飛ばして、この際だからHIDにしましょう。
世の中、明るくなります。
きっと株価も上がります(キッパリ!)
すみません
勝手にリンクはらせていただきました
衝撃的に明るくて驚いちゃいまして
HIDはおっしゃるように省電力ですけど、バーナー自体がデカイのでバイク向きではないかもしれません。
バイク用HIDがなかなかでないのはそのへんが理由なのでしょうか?
車用ならたくさんkitが出ているのにね。
以前乗っていたスクーター ( Italjet ) のヘッドライトが異様に暗いので H4 化の改造をした事がありますがレンズカットが悪くピンポイントで明るくなって期待外れだった事があります。 f(^_^;
ぶらっくさん、
そう言えばちゃんと写真撮ってませんが、バーナー部とハロゲンのフィラメント部の大きさや位置はそれほど明らかに違う物では有りませんでした。かなり小さめです・・・が、反射板ですから光源が少しでもずれるとダメですね。
ハロゲンでも色々と相性が有りますね。
Lianさん、
昔はどのレンズとどのバルブなんて、良く比較記事が雑誌に有りましたよね。
今回は少し不満が有りますが、明るさは抜群です。あ、ヒーターを多用するLianさんには必需品かも・・・(笑)
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