Saturday, January 12, 2008

2008年、走り初め New Idria



朝方はどんよりとしていた空も10時頃から明るくなり、走り初めのチャンス。
つま先が冷え気味だったブーツもDaineseのGoretexブーツを仕込んで準備万端。

サンタクルーズ側はMaverickサーフィンコンテストで人出が予想されるとの事で前回行かれなかったカリフォルニアカウンティーJ1を目指して行って見ました。

Gilroyまではいつも通りの快適な峠道。ん~、天気が良くて最高。新しいブーツは暖かいのですがその分感覚が乏しい。まあ、履き込めば慣れるでしょう。

途中、可也綺麗にリニューアルしたギルロイダウンタウンを越えていよいよ25号線に入ります。Hollisterは独立記念日にラリーが行われ全米から人が集まる有名な場所。
この町を越えると・・・何も無くなりますので給油をしておきます。


良い感じの田舎道を数マイル行くとJ1との分岐。


このNew Idriaはゴーストタウン・・・らしい。


Mercey hot springを目指すか、New Idriaを目指すかは途中の気分で決める事としてJ1を進みます。
路面はマアマア。交通量は殆ど無し。

景色はかなり荒涼としてるかな。ま、ワザワザココを目指して走りに来る様な道では無い。

見事に酪農の農場以外は何も無く、J1との分岐点。実際、ココには唯一のバーが有りますが、一人じゃ入れないな(汗)


Mercey Hot Spring側は砂漠を貫く一直線。で、New Idria行きに決定!
この先の道は荒れています。行き交う車も農場関係と思われる車数台のみ。一人で行くのは余り良いアイデアでは有りませんが、まあ後には引けないので取り合えず進みます。

暫く行くと、この看板。ん~、やる気が出る看板だこと!



で、当然突き進みますが、ダート以下の荒れた道。途中流れてる水にビミョ~な色が付いていて、何かと思っていたら忽然と姿を現しました。New Idria。この鉱山跡からの金属汚染はかなりシリアスな様で、色々なウェブサイトに載っています。



ん~、誰も居ない・・・雰囲気タップリです。夜は来られないなぁ。



この溶鉱炉跡は風か水の流れか、中から何やら不思議な音が聞こえます。


この町、あらゆる所にCinnabarと呼ばれる硫化水銀の原石がゴロゴロしてます。ん~、一つ持って帰ってくれば良かった。コレが朱だとは知りませんでした。


帰りはチョット峠が物足りなかったので、New Idriaと同じ時期アメリカ一番の水銀鉱で有ったアルマデンを通って帰ってきました。歴史の浅いアメリカの中では、少し昔の物が見れたかな。

実はこのNew Idriaを越えてダート道を25号に戻れるのですが、Sportsterじゃ無理。かなり本気で軽量なオフロード車で無いと通れません。

という事で、今年もスクランブラーな道からの走り初めでした。

13 comments:

Anonymous said...

ゴーストタウンという響きに何かワクワクしてしまいました。
今年もガイドブックでは見れないカリフォルニアをたくさん見せてください。

ワタシの走り初めは六甲経由のディーラー直行。
つまり修理の為の走りになりました。
でも久しぶりに乗りましたが やっぱりオートバイもイイですねぇ。

Anonymous said...

楽しそうなルートですね。
それにしても空が青い!! まさにカリフォルニアの青い空ですな~

しかし、今回行ったような所って携帯の電波って届くの?それだけ人里離れるとなんかあったら対向車が来るのも期待できそうもないし、ソロツーでパンクとかして修理失敗したらマジで遭難しそう。ちなみにそういう場所でもAAAとかって連絡つけば来てくれるのかな?

Anonymous said...

US さんも最近走りが Taka さんに似てハードになってきましたねぇ~ (^^;

US05_1200R said...

redさん

ゴーストタウン、独特の雰囲気で良かったですよ。結構家から近い所に有るのでビックリです。
オートバイ、良いですよ。ちゃんと乗ってあげましょう。

Takaさん

この週末は抜けるような青空でした。もう菜の花が咲いている所も有りますよ。
ちなみに・・・携帯は全くダメですが、5~10キロおきに牧場が点在しています。実際、チョコッと入り込んだだけで砂漠の真ん中って訳でも無いんですよ。でも暗くなったら怖いと思う(^^;
AAAは来ますよ。町から2時間位です。

Lianさん

いやいや、荒れた道を走っているだけでハードに走っている訳じゃ有りませんよ。
76マイルサービス無しの看板を見て最初に思ったのがロードホッパーでした(笑) 
今回は65マイル地点で引き返したのですがしっかりリザーブでした。この道は5ガロン位無いと厳しいみたい。

Anonymous said...

日本と違って非常時のこと考えないと危険が危なそう(笑)今回のルートでも最悪の場合は近くの牧場まで10km歩くってことですね~ 炎天下だとマジでヤバそう。まして夜だったら・・・ ガラガラ蛇はいるし、ピューマとかもいるんだっけ?

前回のアメツーの時、民家もなく対向車に全然会わなかったあの山道で遭遇したガラガラ蛇に噛まれる可能性もあったと考えるとあの時のツーもなかなかのサバイバルだったんですね~

そういえばテキサスに住んでるアウトドア好きの友人は万が一の時を想定して車には常に飲料水とエマージェンシーキット積んでるといってました。

Anonymous said...

130 miles は走れませんが 76 miles なら走れますよー 121.6 km ですよね。 (^^;

引き返すなら私は迷わず 30 miles 走ったトコロで決断します。 ( 爆

US05_1200R said...

takaさん、

蛇もピューマも居ますが大丈夫ですよ(笑)
ピューマは特に警戒心が強いのでバイクの音がしたら絶対に出てこないでしょうね。
今回の所はそんなに人里離れてないって。Takaさんと走ったのはマハビ砂漠近辺だし熊が居る辺りだからあの辺は確かに危ない。遭難します。あそこは単独では行かないな。

Lianさん

今回60マイルで戻ろうかとも思いましたよ。ギリギリでした。

Anonymous said...

最近、スクランブラーな道が多いですね。

スポもダートレーサー仕様で行きますか?(笑)

US05_1200R said...

hiroさん

スポを本気でスクランブラー仕様にするとUlyssesになっちゃうので・・・自制してます。
タンク容量がもっと欲しいなぁ~。

Anonymous said...

空が広い~~~!
ところでこの時期、寒くは無いのですか???
私は根性なしなので、昼の暖かい時間帯しか乗ってません(笑)。

US05_1200R said...

Gotaroさん

この1週間は雨も降らず比較的暖かい日が続いています。寒暖差が激しいので朝はコート、昼はTシャツ、夜はジャケットって感じでしょうか。
1000メーター級の山に行くと凍結や滑り止めの砂などでちょっとした興奮が味わえます(汗)
今回のロケーションは本当の荒野ですからね。確かに空は広いです。被写体も多いのですがあと1ヶ月位して新緑の頃にもう一度訪れたい所ですが、ガソリンがもう1ガロン無いと峠越えが出来ません。
やっぱりバハとかダカール仕様が欲しいなぁ(^^;

Anonymous said...

オリジナルカラー ( でもハーレー純正ペイント ) のスポのデカタンクまだ持っていますが要りますか? ( 爆

http://blog.papazo.com/?eid=436410

US05_1200R said...

Lianさん

う~ん、黄色でしょう?パス!(爆)
此方で売っている本物ツアラーは8ガロン前後。BMWのアドベンチャーもその位ですねぇ。欲しくなってきたぞ・・・(^^;