Sunday, August 20, 2006

Yellowstone その7 最終日


Yellowstone最終日の朝、ミュールたちがいつもと違った所で見送ってくれました。この場所が昨日釣りをしていたスポット。


今日は南側のループを今までとは逆の時計回りで向かいます。途中、また滝を見たり名残惜しい気持ちを抑え、West Thumbに有る源泉、Geyser Basinに向かいます。此処は源泉が直接湖に流れ込む所。この手前の穴からは温泉が出ています。
カヤックも良いなぁ。

この色のコントラストが・・・見納めです。


で、今日もグランドティートンはチョット雲が多い。夕立も来ました。でもいかにも山の神が宿っている風情。チョット八ヶ岳を彷彿させます・・よね。


雷雨が来そうでしたが、又と無い機会なので川下り決行。他の観光客も同意見でした。ナカナカ根性が有ってヨロシイ!

これはゆっくりと川下りのフローティングトリップでラフティングでは有りません。残念ながら雨が降ると動物が川辺に出てくる事はマズ無いとか。ま、いいや。 ノンビリ行きましょう。

フローティングトリップを運営しているのはこのジャクソンレークロッジ。この巨大な窓からの風景・・・贅沢です。このゴージャスなロッジは少なくとも9ヶ月前に予約しないと泊まれないそう。でも、お勧めです。
帰りには遂にエルクに遭遇。見送ってくれるのかな。ありがとう。

虹も見送ってくれました。

また、引退でもしてからゆっくりと・・・・ね。

番外編。Grand Tetonを出るとJacksonの街。此処は近年石油が出て街全体に活気が有ります。ここは副大統領、ディック・チェイニーの故郷でも有るらしい。そう言えばGrand Tetonのど真ん中に移動式のレーダーが有り、バンカーの中には対ミサイル迎撃のパトリオットが装備されているとか。世界一安全なリゾートだ・・・とフローティングの送迎をしてくれた人が説明してました。街にはスキー場も有り南側からYellowstoneを目指す人達にはお勧めの街です。


これは街の中心部の公園に有る鹿の角で作られたアーチ。広大な保護区が隣接してあり、鹿が一杯居るんでしょうね。

此処を通過したのが8時頃。その後夜通し走り続け1100マイル彼方の家へ無事戻って参りました。今年の夏は自然に触れ合う機会が多く感動的でした。子供も12歳と14歳、丁度良かったと思います。

では、また。

Saturday, August 19, 2006

Yellowstone その6

4日目は早起きしてフライフィッシング・・・は男組。女性陣は街へ繰り出しました。
で、いきなりこの息子。やりますねぇ。これは天然物で小振りですが早いし頭が良い。


もちろんキャッチ&リリースですが魚影は濃い。魚が水面の虫を食べに飛び上がるライズもかなり強い・・・が釣り上げることができたのは結局この一匹!お魚さんたちには随分と遊んで頂き、釣れなかった事の方が不思議なほど。ただし返し無しのかなり小さな針なので合わせるのは確かに難しかった。また長男にしてやられた。

暫く遊んだ後、昼食と女性陣と合流の為ホテルに戻ります。今日はチョット天気も怪しいのでGrand Tetonを下見に。ここは当初、通り抜けるだけの予定でしたが街の本屋のおじさんが「素晴らしいから行って見ろ」・・・と本まで見せてくれた為お味直しに行って見る事にしました。距離的には2時間位。上手く行けば川下りも出来るとの事。

先ずはイエローストーン内を抜ける途中で滝・・と思ったらKepler Cascade。

その後、West Thumbで湯煙を見るも「明日にしよう」で意見が一致。トイレ休憩だけで先を目指します。
途中で見かけるContinetal Divide=分水嶺のサイン。アメリカの分水嶺は太平洋と大西洋だからスケールが違うね。この手前と先に落ちた雨は離れ離れです。
分水嶺を日本語で説明せよ・・・といったので子供たちがやや固まっています。

Yellowstone出口辺りにある小さな滝。何故か日本人が一杯居ました???


更に先に進むと・・・見えてきました、Grand Teton。大昔に大地震で崩壊した山並みです。


このジャクソン湖は国立公園には珍しくダム湖。この水がアイダホの農業を支えているそうです。
一番高い剣が峰がGrand Teton。標高4197m。

そしてこのMt. Moranは縦に入った黒帯を持っています。マグマが上がってきた跡・・・とか

残雪に見えるところは氷河。ナルホド・・・


ジェニーレークは天然の美しい湖。もともとはこのTetonの山並みから流れ出た氷河の跡とか。この日のお天気はいまいちでしたが、この様な幻想的な光景ばかり見ていたらTetonの魔力に取り付かれてしまった。縮小前の写真だと湖面が7色なんですが・・・出ません。ゴメンナサイ。


今日は予約が一杯で川下りが出来ないことも判明。でもこの景色、車でも十分楽しめます。

そろそろ帰ろうかという頃にはこんな強烈なシルエット。降臨かと思っちゃいました。

もう、景色のインパクト抜群で家族みんながGrand Tetonの山の神にとり付かれちゃいました。
ということで、明日は午前中にYellowstoneをもう少し見納めして、午後はGrand Tetonで川下り、その後は帰路に着く事になります。

今日も色々な動物が居ましたが、Osprey・・・鷹の種類かな?・・・と


コヨーテ。写真がヘタクソ!・・・でもあまり美人じゃないからね。


ということで次はいよいよ最終日です。
では、また。

Wednesday, August 16, 2006

Yellowstone その5



Yellowstone3日目は天気も良く絶好のハイキング日和。多少の上り下りは有るものの中級とされているMystic fallsとOverlookのトレイルを歩きます。ここは昨日来たOld Faithfulの地区。
このトレイルが始まるBiscuit Basinは天気も良く水、ミネラル、空、水蒸気が織り成す彩りに感激!

何か・・・・・


どこをどう撮っても綺麗だなぁ・・・・・自画自賛。



これだと毎日見ていても結構飽きないね。
この水は直接川に流れ込みます。うーん、これで凍らないから魚が多いのか・・・そろそろ釣り糸を垂れてみないと・・・


とはいうもののハイキングが先。
Overlook=見晴台でサンドイッチを食べる為・・・登ります。


頂上で待っているのは登った人だけに与えられる風景。真ん中で間欠泉が吹き出ているのが分かりますか?生きている大地を見下ろす。結構長い間見ていられるものです(実は足がぁ・・・・)



おいしいサンドイッチも食べて降りた先に待っているのはMystic fall



水際まで降りると温泉も湧いています・・・ウゥゥ入りたい! (足がぁぁぁ~)



ではYellowstoneの数少ない花たち。
この花たちも森林火災の前はもっと少なかったかと・・・この時に咲く。木が生い茂ればまた消えてしまう花たちかな?

アザミはどこも同じかな?









で、最後はもうたまらず釣りを試みる息子たち。



この日試したところはチョット難しかったな。でも当りは多かったね。野生種なので毛鉤が大きすぎたかな?明日の朝また挑戦です。
ということで今日は少し早めに街に戻りました。ここは人々が鉄道を使って訪れていた頃の駅舎が博物館になっている建物。100年以上前だそうです。



本当の目的はフィッシングショップで情報を集めて毛鉤を仕入れないと・・・・・
明日の午前中は釣りで、その後はYellowstoneを出てGrand Tetonを下見に行きます。
あと・・・2日。

Yellowstone その4

Yellowstone2日目はちょっと予定を変えてOld Fathfulへ行ってみようという事に。
先日と同じ道で南側のループ路に入ります。途中メインから外れて渓流沿いの一方通行路。
小さいなりにきれいな滝です。この上流は川遊びができる・・・う~ん、子供連れじゃムリかな。



この渓流沿いを上がっていくと広いMedow。湯煙も遠くに見えて・・・いかにも動物に遭遇しそう。川辺には温泉も出ています。アチチでした。



今日は朝方から雲が多く、天気予報では30%と言っていた降水確率もちょっと怪しげ。



ということで途中の温泉は見て回りましたが雨の気配なのでOld Fathfulに向かいます。昼でも食べようかとお店に行くとGeyserの噴出予測が1時間後。チョット悩みましたがスナックだけ買ってみてきました。噴出は予想よりも15分ほど早く雨もまだそれ程強くない頃。



タ~マ屋!なかなかの迫力。15m位は行ったでしょうか?
ここのロッジはかっこいい。中で昼食・・・といってもファストフードですが・・・でその後は雨の中をドライブして南側のループを回ります。



ん!何か動物らしき影・・・バイソン・キタ----
こんなに近くで・・・車にはぶつかってこないでね。



今回はでかい群れがいました。その中の一番大きな若頭格が周りを警備しているかのように四方に大き目のはぐれバイソン君達がいました。



その後、興奮も収まらぬうちに今度は車の真横を飛ぶボールドイーグル。追いかけていくと木に止まりました。ハーレー乗りの皆さん。これが本家本元。




その後もドライブを続けイエローストーンのグランドキャニオンと呼ばれる場所へ。
これは滝が2箇所あり絶景です。渓谷は深く急で岩肌の色が素晴らしくきれい。









ところで温泉の周りは不毛ではないんです。特に蒸気の当たり具合とミネラル分でこんなに自然で無い色合いの草が・・・・・



ということでまたまた興奮の2日目も更けて行きました。
明日はこちら方面に戻ってハイキングの予定。晴れることを願って・・・