
サンフランシスコを越えてハイウェイ1号線を更に北へ向かうとMuir woodsというRedwoodの樹海が有ります。その先にあるのがPoint Reyes.半島の様な違うような。
この地形は地殻変動で太平洋プレートの陸地がアメリカ大陸に着岸したものだそうです。すごいスケールの話ですね。1906年の大地震ではこのPoint Reyesは北に5mも動いたそうで、この断層がカリフォルニアでは100年周期の大地震の最も危険な場所とされています。ま、東京も同じくらいですからどこに居ても同じです(笑)
アメリカは感謝祭の週末で私も4連休。ターキーとチキン丸焼きを2晩続けて土曜日は早朝から脱走です(笑)
先ずは、サンフランシスコを通り過ぎて金門橋を渡った所の観光スポット。街と橋が逆光ですが、今日は霧も薄くナカナカ綺麗。

その先、ハイウェイ101号を暫く行くと1号線との分岐点。ココにはMuir Woodsと呼ばれるカリフォルニアレッドウッドの樹海が広がります。もちろん、徒歩でのアクセスのみなので今回は近くをかすめてPoint Reyes に向かいます。

林を抜けると見えてきました。太平洋プレートの端っこ、ポイントレイズです。

途中、火の鳥が飛んでいるような雲が有りました。良い事有るかな?

ココは牡蠣の養殖が盛ん・・・なのですがぁ、こちらで高級と呼ばれる牡蠣は熊本オイスターと呼ばれる小振りの物でココで獲れる牡蠣は大形の大味。もちろんお好み焼きやも有りません。ただし、20年ほど前だとケチャップのみで醤油も有りませんでしたが、最近のシーフードレストランで醤油を頼むと大体は貰えます。
で、食べ物は期待せず、ひたすら先端にある灯台を目指します。行く道筋にある農場は19世紀に移民の為に作られた農場。北海道を走った事は無いのですがこんな感じかなと思わせるなだらかな丘陵地帯に牛、牛、牛・・・・・
で、Point Reyes側に入って約12マイルほどで先端の灯台に着きます。ココはバイクを停めて約600mの遊歩道を行くと・・・・

見えました。そこには注意書きの看板。
この高低差は30階建てのビル相当です。降りる場合は心して・・・と。
途中に数箇所、休憩所も有るし、降りてきました。

どうも、日本の灯台に比べると小さい。ま、可愛いといえばそれまでですが・・・
海の向こうは日本です。ヤッホ~!
帰りは別の経路でレッドウッドの中を走ります。

この後、地図を見て頂けると分かりますがサンフランシスコ湾の東側、イーストベイ側を始めてバイクで走ってきました・・・が、渋滞と霧が入ってきて対岸も霞んでしまい余り良い選択では有りませんでした。やはりいつも走っている太平洋岸の方が良いですね。
で、帰り道はチョット遠回りして裏山も走ってきました。実はフロントフォークブレース(スタビライザー)を付けてみたのですが・・・効き目がイマイチ判らん!?どうもバネ下荷重が増えるだけの様な部品なので躊躇していたのですが、これまた、ビミョーな部品です。急な切り替えしの時は多少効いている・・・と思いたい!
あ、後ついでに油温計も付けてみました。軽く街を走っていると175華氏度。高速を3500rpm位で巡航中は驚きの225度。峠を走ると200度と、結構予想外の挙動でした。何となくスピードの出ない街乗りで温度が高く、定速で冷却も良い高速は低めかと思ってました。峠ももっと高くなると思ったのに何故でしょう?
シートは、今回は結構自信を持ってイイ!と言えそうです。お尻、痛くなりませんでした。走行距離は約350キロ位かな。でも、灯台以外はほぼノンストップ。ま、そのテストの為に出掛けた様な物ですが、ナカナカ好調です。