
先日、ふとした事から約1年半振りに付けたSE-II改。
少し吸音材が巻いて有って、二重サイレンサーになっているとは言え、爆音で有る事間違い無し。
吹けも良く、燃費も良いので残念ですが、特に自転車を抜く時の良心の呵責に耐え切れず・・・
また、Nightsterのストックマフラーに戻しです。
が・・・そのままじゃ何となく気が済まない。
このNightsterのマフラーはストックのシガータイプよりも大人しいと感じます。内部は良く見えないのですがエンジン側から強い光を入れても排気側で確認出来ない事から考えて、内部は少なくとも2段のジグザグ構造と思われますが、その反面、1-3/4インチのホールソーでストックのサイレンサー構造がすっぽり抜けるとの報告も有ります。
ん~、そこまでやるか・・・。
まあ、内側を観察した雰囲気ではGronk's modに載っている出口側4x7列の1/8インチ穴と言うのは同じなようです。この穴を広げる事が出来るか・・・タガネのセットで色々と挑戦してみましたが、一番出口に近い列を変形させる事は出来たものの、広げると言う雰囲気には程遠い。
エンジン側に関しては全く無理。
で・・・、出口側内側に穴を開けることを諦めて、つながっている膨張室自体は同じ場所なので外側に開けて見ました。
多分、エンジン側が同じなので爆音になるリスクは少ないだろうと言う事で、目指すは6x1/4インチ。
穴穿けは簡単な様で、そうでも無い。色々試しましたが、サイレンサー溶接部が平らでない為にドリルだと結構暴れてしまいます。で、用意したのは以下の道具。下から2番目のロングドリルが約30センチの長さですから、結構大きいタガネです。

先ず先細のタガネ、3ミリを叩き込んで穴を開け、3/16のドリルで穴をクリーニング。その後更に太いタガネを6ミリ径以上の所まで叩き込み完了。結局1/4インチドリルは穴径の確認に使ったのみで穴あけには使いませんでした。実際、外側にバリが見えず見栄えも良い感じ・・・と自己満足。
タガネに残ったマークは約6.5ミリ。実際に1/4インチのドリルが通る穴です。

ま、やってみればどうって事有りませんが、この方法に辿り付くまで2日(^^;
音は・・・SE-IIとは比べるべくも有りませんし、ストックのシュッシュッ音も残ってますが、まあ、それなりに変わったかな。エンジン側を弄らなかった割には効果が有った方だと思います。
まあ、いい年こいている事だし、この辺で止めとこう・・・。