Tuesday, October 11, 2011

今年の秋色、冬色

先週は峠が通行止めになる位雪が降った。
今年の紅葉のは少し遅めなのですが、冬季は閉鎖になる峠は待つ見極めが難しいので思い立ったが吉日。往復で690マイルというと1100キロ・・・
確かに遠いな・・・と認識しつつも、去年も行ったので大丈夫だろうと今年も行って来ました。

朝6時の出発は暗くて寒い。
ヨセミテまでは全くOn-timeの到着。ただ・・・高度6000フィートを越えると残雪が目立ち気温が下がって来ました。つい先日まで花が咲いていた湿原も冬模様。日陰には雪が残ります。

陽が当たり出して2時間ほども経つのにやけに寒い。放射冷却かな・・・等と思いつつも高度が8000フィートを越える辺りからは空気も匂いもまるでスキー場(^^; 寒さが身に染みる・・・

Olmsted Pointはヨセミテの顔ともいえるHalfdomeが良く見える絶景ポイント。


しかし、ちと雪が多くて不安だな・・・

こちらはキャンプで毎年訪れるTuolumne Meadows. 
名前の通りの草原ですが、一面の銀世界。
Tioga Passは9943 ft (3031 m)。さむっ・・・。でも此処からは下り。
Eastern Sierra側に降りる道も紅葉はイマイチ。どちらかといえば雪景色。

Monolakeまで降りてこの辺りで一番素敵なハイウェイ395 号を右に折れると直ぐにJune lakeへのLoopが有ります。コレは反時計回りの方が景色が良いので先ずは何箇所か撮影スポットを探して・・・

このダートの先に紅葉ポイントが見えるのですが、未だ30%という所か・・・
で最後までは行かずに写真だけ。

この辺り、かなり素敵です。

山並みがね・・・違います。


この後また395号を南へ。途中のスキー場はもうスロープが真っ白でスキー気分が盛り上がっちゃうなぁ(笑)
さてBishopの町で軽い昼食の後は秋色のメイン、South lake,Lake Sabrina, North lakeへ向かいます。
Bishopの町から見える4000m級の山々。秋色のピークまではもう少しだな・・

South lakeは初めてですがなかなか良い道で大きな滝も見えたりします。
紅葉はもう1~2週間先か・・・



North lakeへはダート道。雪が解けた後のぬかるみは未だシャーベット状で結構滑る(^^;

でもその報酬はPriceless

Sabrinaはいつも厳かです。この後は一気に帰途なので少し色々な事に思いを馳せて黄昏の一時。

フライフィッシングをずっと見てましたが、とても投げるのが上手な上級者でしたが、全く反応無し。水温が下がり過ぎているのだろうか・・・

この後108号Sonora Passという3000m級の峠を使って帰路へ。

丁度山道が終わった所で日没の完璧なペース配分で14時間、690マイルは無事に終了しました。


久々の超ロング。3000m辺りで吹けなくなる以外には超快調なSportsterです。やっぱりこのバイクの鼓動は素敵です。

Thursday, September 15, 2011

1.4kW Starter Motor

たまにはBlogも書かないと・・・と思いつつ、早くも街中にはHalloween shopも登場する季節になってしまいました。
今年は雨季が長く出遅れた事と、最近は他の乗り物などにうつつを抜かしているのでSportsterの走行距離が伸びません。

それでも週に一度は通勤に・・・などしているのですが、最近は始動に失敗して諦める事もしばしば。

話はかなり遡りますが、スターターが暖気された状態のエンジンの始動にギリギリだったのはほぼ新車の頃から。XLフォーラムではスターターの二度押しが常識と言われ、私も使っていましたが、最近は新しいバッテリーにも係わらず、どうやっても始動が厳しい状態が続いていました。

スターターは先ずスターターギアを押し出すプランジャーに電気が通り、そのプランジャーが出たところで回転するモーターに通電される構造ですが、プランジャーが出る時に町中の人が振り返る様な『ガチャコ~ン!!!』ノイズを出している方も多いと思います。私もその一人でした。でその大袈裟なプロローグに続くのは息も絶え々な今にも死にそうな『グォン・グォン・・・』
モーターは実は廻っていないと過電流が流れる物なのですが、原因不明の煙を目撃する事数回。

取り外した物を分解してみた所、プランジャーのコンタクト部分は確かに荒れてはいますが電気が通らないほど大袈裟な減りやダメージでは無い気がします。

で、やっと重い腰を上げて、評判の1.4キロモーター(ストックは1.2)に換えてみました。

結論から言うと、やっと普通の状態になった。セルを押せばまるで普通のバイクのように『キュルキュル・・ドドン』とエンジンがかかるようになりました。始動の儀式と緊張感が無くなった一抹の寂しさは有りますがコレで安心して乗れます。

では、以下が交換手順です。
最初はなるべく最小の工数で・・・と努力しましたが、結論としては全て外してスッキリと行うのが吉。
後ろシリンダーのマフラーを外し、フロントプーリーカバーを外さないとコネクター部等に手が入らない事も分かりました。
写真中央に白く見えるのがプランジャーを押し出すスイッチにつながる一番重要な線です。かなり手が入りにくいのでこの抜き差しはスターターを外してある状態でやった方が楽です。

スターターそのものはトランスミッションカバーの内側に隠れている2本のねじで留まっているので、左側ステップとクラッチカーブルの取り外しは絶対に免れないのです。向かって右側のねじはギアの裏に半分隠れる感じで、知恵の輪的に考えないと出て来ませんのでご注意。

急がば廻れ・・・

必要な部品は1.4kWのスターターモーターと34955-04ガスケット。マフラーを外すのでその辺りも換えたほうがいい筈ですが私は再使用しました。スターターとトランスミッションケースの間にもガスケットが有り変えるべき部品ですが、殆どオイルが行かない場所なので此処も再使用。

という事で何はさておきバッテリーのターミナルを外します。スターターへはバッテリーから直接パワーが行ってますのでそれを外さないと思いっきりショートしますのでバッテリー線は確実に外しましょう。

次に後ろシリンダーのマフラーの取り外し、プーリーカバーの取り外し、エミッション関連のホースがスターターモーターのねじを使ったブラケットで留まってたりしますのでひたすら外してスターター底部に有るコネクターを外します。

今度はトランスミッションオイルを抜いて、左ステップを外して、クラッチケーブルを緩めて、サイドカバーを外してクラッチケーブル部分を外しておきます。この時反時計回りにねじを回すと現在抵抗が出てから何回転かが分かります。私の場合はほぼ1回転。調整は1/4回転なのでクラッチが切れてない方向になってました。


ケーブルはこの部分を完全に取らないと外れませんのでひたすら緩めて外します。クラッチ周りは磨耗も無く綺麗です。この辺り重厚な造りで良い感じだなぁ・・・

そしていよいよトランスミッションカバーを外します。プライマリー調整ねじ部分にオイルの滲みが有るのですが、これは只のダブルナットだと思って締めこんでいたナットが実はシールも兼ねている事を知らずに潰してしまったのが原因。

仕方が無いので新品に交換です。このナットは面に当たってから1/4回転で潰さず・・・って使い方だそうです。

取り付けを見ると通常のロックナットとは逆の方向に取り付ける事がわかります。
暫くの間は緩みを頻繁にチェックしないといけなそうですが,ナットが緩むというよりはテンショナーの調整ねじが緩む方が気になります。


カバーを割れば後は2本のねじを緩めるだけ・・・ですが手前のねじはガスケットを潰さないと・・・若しくはシールを外してからでないと届きません。私はガスケット交換が予定に入っていたので作業が終わるまで面を保護する為にシールを残して工具を無理矢理突っ込みました。

取り付けは至って簡単ですが、私の場合はホース止め使うねじが逆方向に付いていた為にモーターをクランプしている2本のねじをスワップします。


後はひたすら元に戻す。ただひたすら・・・
クラッチを調整して、オイルを入れて、プライマリーを調整して完成。

セルがキュルキュル廻って気持ちが良い。
後は少し乗ってあげないと・・・・

走行距離 たったの22,993マイル。いかんな・・・

Wednesday, December 29, 2010

走り納め


不順な天候が続く北カリフォルニアですが、雨の合間をぬって走り納めしてきました。
コースは裏山からスカイラインを通って夕陽を見にHalfmoon Bayまで。
お昼頃まで強風が続き、時折雨も打ちつけていたので路面はウエット。


でも傾いた陽射しが木を照らして中々良い感じでした。

気温は数度とグリップヒーターのテストにも絶好のコンディション。結論から言うとグリップは温かいを越えて掌が熱くすら感じる割には指先が冷えるのには少し驚きました。コレは仕方無いな。でも以前に比べれば間違い無く快適です。

太平洋側はかなり寒そうでしたがヒーターが快調なので海へ。この夕陽の向こうは日本の朝日・・・


夕焼けはイマイチでしたが、何となく行く年にふさわしい感じかな。


やっぱりスポーツスターはこの角度がカッコいい。

と言う事で、来年はロンツーに行きたいなぁ・・・と思いつつ、2010年は21,960マイルで終了です。


皆様、良いお年を。

Saturday, December 11, 2010

Heated Gripとメンテ諸々



21,857マイル。ほぼ故障も無く良く走ってくれるSportsterですが、ロッカーカバーからのオイル滲みが再発。前回の交換は丁度一年前の同じ週末(笑)
前回はB品番でしたが、どうも見た目ではコスト削減っぽかった。と・・言う予感が当たって屑でした。
今回はC品番。(17353-89C)。今回は明らかに対策品の雰囲気で中々宜しそう。材質も多分違います
(少なくとも色が違う)。茶色がC品番。最初の物に近いかな。




これ、知る人ぞ知る、ガスケット溝の切り欠き部分に当たる部位はかなりのダメージを受けて切れかけてる・・・(^^;


ついでに内側のガスケットも交換。今回はもう少し持って欲しいな・・・

お次はリアのブレーキシュー。これ、小さいから減りが早い。


純正はほぼ1万マイルの寿命の様なので、今回はDrag SpecialtiesのOEM品。
ん~、これはどう見ても同じだ・・・(笑)
と言う事で何の期待もせず交換。少なくとも両パッド均等な減り具合で、DOT4効果抜群と言った所か・・・

さて、本日のメインイベントは最近の寒さですっかり乗る気の起きない状況を打破すべく取り付けを決意したグリップヒーター。

このHeat Damonは今までのグリップがそのまま使える事とコントローラーが素敵に調和しているので試してみる事にしました。以前知り合いのバイクにグリップそのものがヒーターになっている物を取り付けた事が有りますが、グリップが太くなる事とコントローラーがチョッとショボイのが気になってました。あ、あとアクセル側はケープルに負荷が掛からない様に取り回すのでちょっとカコワルイ・・・

さて、ブツですがコントローラー以外は特筆する事も無い様な感じです。
取り付けは簡単そうですがヒーターの配線をコントローラーに取り出す所でハンドル外に取り出す為の5/16インチ径の穴を開ける必要が有ります。


説明書に依れば、配線がハンドル内の場合はハンドルを外して作業する様に書いて有りますが、スポーツスターの配線はハンドルの外なのと、穴は配線を這わせる窪みの中に開ける為スポーツスターではハンドルを付けたままで穴を開けて・・・と言う方の指示書に従います。



先ずはお決まりの、ブレーキスイッチ保護の為のダンボール紙を挟みます。アクセル側はアクセルワイヤーを緩めてスポッと外せば準備完了。ハンドルは外さないのでマスターシリンダーとレバー部はハンドルに仮止めしておきます。
同じ様な要領でクラッチ側も外します。私はスポーツスターロゴ入りのグリップに換えているので簡単に外れます。ココで穴あけ。クロムのメッキ層は硬質なので、先ずはHSSのドリルがどの程度噛むかを試します。パイロットは約3mm程度の穴。結構簡単に開いてしまって肩透かし。


もう一度5mm程度のドリルでパイロットを広げてからTiNコートされた(金色)怠け者用ツールで穴を8mmまで広げます。実際この工具はバリが出にくいので怠け者にはピッタリ。ヤスリでの仕上げは必須ですが内側も含めて5分とかからず仕上げが可能な程度です。


さてココからは左からスネークと呼ばれるプラスチックを通して、配線を引っ張りながら右側にヒーターを挿入。



左側に出た配線を4インチ=100mm残して切り整えます。



今度はコントローラー部を取り付ける為に、先程開けた穴にゴムのグロメットを装着。



ココにコントローラーの配線を通して、更に電源線となる赤黒の配線も通します。



後は指示書に従ってコネクターをクリンプしていくだけ。この部品は線が奥まで挿入されている事が目視出来るのと、クリンプがちゃんと出来る所まで挿入されると中からグリスが飛び出して防水すると同時に、作業の完了が確認出来る優れもの。やるじゃん・・・
飛び出したグリースは拭き取る必要が有ります。



配線が済んだ所で動作チェック。バッチリです



後はひたすら押し込んでクラッチ側の取り付けをするだけ。


実際、ケーブルを噛み込まないように取り付けするこの作業が一番大変。


元の配線の取り回しでの取り付けはどうも上手く行かず、どうやら横からではなく内壁から垂直に出てくる方向の方が正解の様。


しかし配線が終わっているので時既に遅し・・・
これから取り付ける人はこの部分は事前に確認した方が良い様です。



私は・・・仕方ないので部品を少し改造して後をシリコーンゴム(RTV)で埋めておきました。

私はONからパワーの取れるスペアヒューズ回路からGPS用の配線を採っているので、そこに並列で電源を取って終了。

のんびりと他の事もやりながらで2時間位かな。
今日は他に用事も有ったので試運転は明日ですが、グリップはかなり温まり良い感じです。

さて、明日は少し走ろうか・・・